TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2015年6月14日放送)

TOKIO HOT 100 2015-06-14 放送回ランキング ランキング

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2015年6月14日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2015年6月14日放送回)。

この週の音楽シーン

2015年6月14日の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いたのは星野源の「SUN」だった。この曲は彼のシングルの中でも特にポップでダンサブルな仕上がりが印象的で、ファンクやソウルの要素を大胆に取り入れながらも、日本語詞の乗せ方には独特の柔らかさがあり、聴く者を自然と体を揺らしたくなる気分にさせてくれる。当時、星野源はミュージシャンとしての活動に加えて俳優としても注目を集めており、多方面での活躍が「SUN」のヒットをさらに後押ししていたように思う。音楽性としては、シティポップ的な洗練とファンクのグルーヴを融合させた作りで、リスナー層の幅広さがチャート上位という結果に表れていたのだろう。

2位にはDEF TECHがジェイク・シマブクロと共演した「ONE DAY」がランクイン。ウクレレの音色とレゲエ・レゲトン的なリズムが混ざり合い、爽やかで開放的なサマーサウンドを届けていた点が印象的だ。3位のSUPERFLY「BEAUTIFUL」は、志摩遥菜のパワフルなボーカルが際立つロック色の強いナンバーで、季節感を問わず心を揺さぶる強度を持つ楽曲だったと言える。

4位の秦基博「水彩の月」、5位のMr.Childrenによる「未完」は、いずれもシンガーソングライターとしての内省的な表現とバンドサウンドの成熟を感じさせる楽曲で、J-POPのメインストリームがなお豊かな作家性を保っていたことを物語っている。6位のceroによる「SUMMER SOUL」は、当時のシティポップ再評価の流れとも重なる洒脱なアレンジが光り、邦楽インディー/オルタナティブシーンの存在感が確実にチャートへ浸透してきていたことを感じさせる一曲だった。

海外勢では7位にZeddとBahariの「Addicted To A Memory」、8位にAviciiの「Waiting For Love」がランクインしており、2015年前後はEDMがグローバルなポップシーンの中心にあった時期であることがよくわかる。特にAviciiは当時、フォークトロニカ的な要素を取り入れた作風で人気を博しており、この曲もその路線を象徴する一曲だった。9位のKANA-BOONは邦楽ロックシーンの若手代表格として、疾走感あるサウンドでリスナーを掴んでいた。10位にはThe Chemical Brothersの「Go」がランクインしており、ベテランのエレクトロニック・アクトが依然として現役感を放っていたことも興味深い。

この週のTOP10を俯瞰すると、邦楽ではジャンルを超えた多様な才能が並び立ち、洋楽ではEDMやエレクトロニカが存在感を放つという、2015年らしい音楽シーンの縮図が見て取れる。星野源「SUN」の1位獲得は、ポップスとしての強度とアーティスト自身の勢いが重なり合った結果であり、当時の空気を象徴する出来事だったと言えるだろう。

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2015年6月14日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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