TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2015年12月13日放送)

TOKIO HOT 100 2015-12-13 放送回ランキング ランキング

本ページには広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト等)を含みます。

2015年12月13日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2015年12月13日放送回)。

この週の音楽シーン

2015年12月13日放送の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、コールドプレイの「Adventure of a Lifetime」だった。同曲はこの年11月にリリースされたアルバム『A Head Full of Dreams』からの先行曲で、印象的なギターリフと高揚感のあるコーラスが特徴的なナンバーだ。バンドは2000年代からロックシーンの中心を歩んできたが、この時期は打ち込みやダンスミュージックの要素を大胆に取り入れ、より開放的でポップなサウンドへと舵を切っていた時期にあたる。世界的なスタジアムバンドが変化を恐れずに新しい音像を提示していたことは、当時のロックシーン全体の潮流とも重なって見える。

この週のTOP10を眺めると、洋楽・邦楽が入り混じった構成の中に、季節感が色濃く滲んでいるのが印象的だ。秦基博の「聖なる夜の贈り物」、BACK NUMBERの「クリスマスソング」といったクリスマスソングがランクインしており、12月中旬という放送時期をそのまま反映している。BACK NUMBERの「クリスマスソング」は季節ごとに再燃するロングセラー曲としてすでに広く親しまれており、この時期のラジオでは欠かせない定番として扱われていたことがうかがえる。

洋楽勢に目を向けると、ジャスティン・ビーバーの「What Do You Mean?」やアデルの「Hello」もランクインしている。ビーバーはこの年アルバム『Purpose』で音楽的な再評価を受けた時期であり、「What Do You Mean?」はそのターニングポイントを象徴する一曲だった。一方アデルの「Hello」は、同年11月のリリース直後から世界中で爆発的な反響を呼んだ楽曲で、久々の新譜となったアルバム『25』の先行シングルとして、圧倒的な歌唱力とドラマティックな楽曲構成でリスナーの心を掴んでいた。この2曲が並んでランクインしていることからも、2015年末の洋楽シーンがいかに層の厚いヒットに恵まれていたかが感じ取れる。

邦楽勢では星野源の「時よ」やJUJUの「What You Want」、さかいゆうの「DOKI DOKI」、安室奈美恵の「RED CARPET」といった顔ぶれが並ぶ。星野源はこの時期、俳優としての活動と並行して音楽性を深めており、独特のグルーヴ感とポップセンスを併せ持つ楽曲づくりで支持を広げていた。安室奈美恵は日本のポップシーンを長く牽引してきたアーティストとして、この時期も新しい楽曲で存在感を示し続けている。JUJUやさかいゆうといったボーカリストたちの楽曲も、洋楽のトレンドと呼応するようなサウンドプロダクションが施されており、ジャンルの垣根を感じさせないチャートの空気感を作り出していた。

また、R. Cityとアダム・リーヴァインによる「Locked Away」もランクインしており、当時のUSポップ/R&Bシーンにおけるコラボレーションの多さを物語っている。異なるジャンルのアーティスト同士が組むことで新たなヒットを生み出す手法は、この時期すでに定着した潮流となっていた。

2015年という年は、音楽の聴かれ方そのものが変化しつつあったタイミングでもある。国内外でストリーミングサービスの普及が進み始め、シングル単位での楽曲消費がより加速していった時代背景の中で、このチャートはロック、ポップ、R&B、そして季節ものの邦楽バラードまでを横断的に映し出している。多様なジャンルが一つのチャートの中で共存していたことこそ、当時の音楽リスナーの耳の広がりを象徴していたのではないだろうか。

🎧 この曲を聴くなら[PR]

2015年12月13日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

ワイヤレスでも高音質で[PR]

次の週(2015年12月20日) »

あわせて読みたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました