TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2016年4月17日放送)

TOKIO HOT 100 2016-04-17 放送回ランキング ランキング

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2016年4月17日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2016年4月17日放送回)。

この週の音楽シーン

2016年4月17日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、この週の1位はPerfumeの「FLASH」だった。テクノポップという枠を超えて日本のポップミュージックの最前線を走り続けてきた3人が、また新たな一手を打ち出した楽曲として記憶している人も多いだろう。中田ヤスタカによるサウンドプロダクションは、シンセサイザーの音色ひとつひとつに緊張感を持たせながらも、Perfumeらしいキャッチーさを失わない絶妙なバランスで組み立てられていた。テレビ番組のタイアップも話題を呼び、映像と音楽が一体となったプロモーションの巧みさもこの曲の存在感を後押ししていたように思う。

2位には三代目 J SOUL BROTHERS FROM EXILE TRIBEの「FEEL SO ALIVE」がランクイン。EXILE TRIBE全体がダンスミュージックとの融合をさらに推し進めていた時期であり、グローバルなクラブサウンドを日本のメインストリームに落とし込む試みが加速していた頃だ。3位のKINGによる「THE GREATEST」も、日本語ラップシーンが独自の進化を遂げつつあった当時の空気を感じさせるナンバーとして印象深い。

この週のTOP10を眺めると、ジャンルの垣根が急速に低くなっていた時代性がよく見える。4位のSOIL AND PIMP SESSIONSはジャズとロックの境界を軽やかに越え、5位のBABYMETALはメタルとアイドルポップという相反する要素を融合させて世界的な評価を得ていた真っ只中だった。「KARATE」というタイトルからも、日本発のカルチャーを海外に向けて発信していく姿勢がうかがえる。

海外勢に目を向ければ、6位にMayer Hawthorne、8位にはZeddとAloe Blaccによる「CANDYMAN」、10位にはArianaGrandeの「BE ALRIGHT」がランクインしている。EDMがポップスの主流と完全に融合し、その後も長く続くフューチャーベースやトロピカルハウスといった潮流への橋渡しとなっていた時期でもある。ダンスミュージックのプロダクションが世界中で共有され、日本のリスナーもリアルタイムでその変化を享受できるようになっていたことが、このチャートの並びからも読み取れる。

7位には三浦大知の「CRY AND FIGHT」がランクイン。ダンスと歌唱力を高い次元で両立させるアーティストとして、Jポップとブラックミュージックの架け橋的な存在感を放っていた時期の楽曲だ。9位のザ・プールサイドは、シティポップ的な感性を令和以降のリバイバルよりも一足早く体現していたグループとして、今振り返るとその先見性に驚かされる。

こうして改めてこの週のTOP10を並べてみると、Jポップ、アイドル、ラップ、ジャズ、メタル、EDM、R&Bと実に多彩なジャンルが同じチャートの中で共存していたことがわかる。Perfumeの「FLASH」が1位を飾ったこの週は、まさにそうした多様性の時代を象徴する一枚だったと言えるだろう。テクノロジーと音楽表現が密接に結びつき、ジャンルの境界がますます曖昧になっていく2016年という年の空気を、今こうして聴き返すことで鮮やかに思い出すことができる。

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2016年4月17日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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