TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2016年7月24日放送)

TOKIO HOT 100 2016-07-24 放送回ランキング ランキング

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2016年7月24日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2016年7月24日放送回)。

この週の音楽シーン

2016年7月24日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いたのはSUCHMOSの「MINT」だった。神奈川県茅ヶ崎発のこのバンドは、フロントマンYONCEのけだるくも艶のある歌声と、バンド全体から滲み出るシティ・ソウルの質感で、当時の日本の音楽シーンに新しい風を吹き込んだ存在として語られることが多い。この頃、国内では「シティポップ」的な感覚の再評価が進みつつあり、SUCHMOSはそうした空気感を体現するバンドの一つとして注目を集めていた。「MINT」がチャートの頂点に立ったことは、洋楽的なグルーヴ感とJ-POPの歌心が交差する瞬間として象徴的だったのではないだろうか。

TOP10全体を見渡すと、この週は国内外の音楽が絶妙に混在していたことがわかる。2位には平井堅の「魔法って言っていいかな?」がランクイン。当時は連続ドラマ主題歌として広く親しまれ、彼らしい繊細な高音とポップなメロディが際立つ楽曲だった。5位には桑田佳祐の「ヨシ子さん」がつけており、日本の音楽シーンを長年牽引してきたベテランが、なお第一線でリスナーの耳を捉えていたことがうかがえる。

洋楽勢も存在感を放っていた。3位にはRED HOT CHILI PEPPERSの「DARK NECESSITIES」。ファンクとロックを融合させた彼ららしいグルーヴが健在で、ベテランバンドの底力を感じさせる一曲だった。4位のJUSTIN TIMBERLAKEによる「CAN’T STOP THE FEELING!」は、映画『トロールズ』の主題歌として世界的にヒットし、夏らしい高揚感あふれるダンスチューンとして多くのラジオでもヘビーローテーションされていた記憶がある。9位のSHURAによる「WHAT’S IT GONNA BE?」は、当時のUKシーンから生まれたエレクトロ・ポップの潮流を感じさせる存在だった。

国内のバンドシーンも充実していた。7位のUNISON SQUARE GARDENは「MIX JUICEのいうとおり」で持ち味であるポップかつ疾走感のあるサウンドを披露し、8位のTHE BAWDIESは「45S」でロックンロールの熱量を届けていた。10位のくるりによる「琥珀色の街、上海蟹の朝」は、バンドらしい情景描写と旅情感のある世界観が特徴的で、リスナーに独特の余韻を残す楽曲だった。6位の西野カナ「HAVE A NICE DAY」は、当時のJ-POPシーンで確固たる地位を築いていた彼女らしい、等身大の恋愛感情を歌った一曲として親しまれていた。

こうして振り返ると、この週のTOP10は国内バンドシーンの新旧交代、洋楽ダンスミュージックの隆盛、そしてベテラン勢の底力が同居する、実に多層的なラインナップだったことがわかる。特にSUCHMOSの1位獲得は、その後の日本のシティポップ的潮流を予感させる出来事として、今も多くの音楽ファンの記憶に刻まれている。

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2016年7月24日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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