TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2016年7月31日放送)

TOKIO HOT 100 2016-07-31 放送回ランキング ランキング

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2016年7月31日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2016年7月31日放送回)。

この週の音楽シーン

2016年7月31日の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いたのはSUCHMOSの「MINT」だった。この年はまさにSUCHMOSというバンドが日本の音楽シーンに強烈な印象を刻みつけたタイミングであり、「MINT」はその象徴的な一曲だったと言える。都会的でレイドバックしたグルーヴ、洋楽的なフレージングを持ちながらも日本語詞を自然に乗せる感覚は、当時の若いリスナーだけでなく、音楽メディアや業界関係者からも「新しい風」として受け止められていた。フェスやライブハウスのシーンで培われてきたバンドが、ラジオのチャート上位に食い込んでくること自体が、当時の音楽シーンの多様さを物語っていたように思う。

この週のTOP10を眺めると、SUCHMOSの隣にGLIM SPANKYの「怒りをくれよ」が並んでいるのも興味深い。骨太なロックサウンドを持つ彼女たちと、都会的でメロウなSUCHMOS。両者はまったく異なるアプローチでありながら、どちらも「バンドサウンドの再評価」という時代の空気を体現していた。さらに3位にはRED HOT CHILI PEPPERSの「DARK NECESSITIES」がランクインしており、洋楽ロックの重鎮が新作を引っさげて存在感を示していたことも、この時期のロックシーンの厚みを感じさせる。

一方で4位には平井堅の「魔法って言っていいかな?」、5位には西野カナの「HAVE A NICE DAY」がランクイン。J-POPのメインストリームを支えてきたアーティストたちが安定した支持を集めていたことも、このチャートの面白いところだ。6位のJUSTIN TIMBERLAKE「CAN’T STOP THE FEELING!」は、アニメ映画の主題歌として世界的にヒットしていた曲で、夏らしい高揚感のあるポップソングとして日本でも広く親しまれていた。

7位のTHE BAWDIESや8位のザ・なつやすみバンドは、国内のライブシーンで育まれてきたバンドたちであり、9位には桑田佳祐の「ヨシ子さん」がランクイン。ベテランから若手まで、ジャンルも国籍も横断したラインナップが並んでいるのが、この番組らしいところだ。10位のTIESTO feat. JOHN LEGEND「SUMMER NIGHTS」は、EDMブームが一段落しつつも夏のダンスミュージックとして根強い人気を保っていたことを示している。

改めてこの週のチャートを見返すと、SUCHMOSを筆頭に、国内バンドシーンの新しい潮流と、洋楽の大御所・話題作、そしてJ-POPのベテラン勢が同じテーブルに並んでいたことがわかる。2016年という年は、日本の音楽シーンがジャンルの垣根を越えて「良い曲は良い」という価値観で聴かれ始めていた時期でもあった。「MINT」が1位を飾ったこの週は、そうした時代の変化を象徴する一枚のスナップショットとして、今聴き返しても色褪せない魅力を持っている。

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2016年7月31日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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