TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2016年7月17日放送)

TOKIO HOT 100 2016-07-17 放送回ランキング ランキング

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2016年7月17日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2016年7月17日放送回)。

この週の音楽シーン

2016年7月17日の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、SUCHMOSの「MINT」だった。この年はSUCHMOSというバンドの名前が音楽好きの間で急速に広がっていった時期で、横須賀出身という出自やブラックミュージックの語彙を大胆に取り込んだサウンド、そしてヨンス(YONCE)のけだるくも艶のあるヴォーカルが、既存の邦楽ロックの文脈とは違う場所から現れた新しい潮流として受け止められていた。「MINT」はそうしたSUCHMOSの魅力を凝縮した一曲で、ファンクやシティポップの質感を纏いながら、都会的で洗練されたグルーヴを聴かせる。歌詞をここで引用することはできないが、言葉の選び方や譜割りのセンスも含めて、当時の若いリスナーだけでなく、音楽メディアや評論家からも高く評価されていたことは記憶に新しい。 2位にはUNISON SQUARE GARDENの「MIX JUICEのいうとおり」がランクインしている。田淵智也の書くひねりの効いた楽曲構成と斎藤宏介の歌声は、この時期も安定した人気を誇っており、ロックリスナーの支持がチャートにも表れていた。3位の平井堅「魔法って言っていいかな?」は、彼の伸びやかな歌声とポップなメロディーメイクが光る楽曲で、幅広い世代に届く力を持った曲だった。4位の桑田佳祐「ヨシ子さん」は、桑田佳祐ならではのユーモアと日本語ロックの伝統を感じさせる楽曲で、ベテランならではの存在感を放っていた。 海外勢も多くランクインしているのがこの週の特徴だ。5位にはレッド・ホット・チリ・ペッパーズの「DARK NECESSITIES」。ベーシストのフリーが脱退・復帰を経てチャド・スミスらと再び作り上げたサウンドは、バンドの円熟味を感じさせるものだった。6位のジャスティン・ティンバーレイクの「CAN’T STOP THE FEELING!」は、アニメーション映画の主題歌としても広く知られ、明るく踊れるポップソングとして世界中でヒットしていた。7位のカイゴ feat. マティ・ノイズ「STAY」は、当時勢いを増していたトロピカルハウス/EDMのムーブメントを象徴する楽曲で、ノルウェー出身のプロデューサー、カイゴの国際的な人気を裏付けるものだった。 邦楽勢では8位に家入レオ「BRAND NEW TOMORROW」、9位にTHE HIATUSの「GERANIUM」が続く。細美武士率いるTHE HIATUSは、ロックバンドとしての骨太なサウンドとメロディアスな展開を両立させ、独自のポジションを築いていた。10位のベックの「WOW」は、ベテランミュージシャンでありながら常に新しい実験を続ける姿勢が感じられる一曲で、多様なジャンルを横断する音楽性がチャートにも反映されていた。 このように振り返ると、2016年7月のこの週は、国内外・世代・ジャンルを問わず多彩な楽曲が並んでおり、その中心にSUCHMOSという新しい才能が座っていたことが象徴的だ。「MINT」がトップに立ったことは、当時の音楽シーンが新しい感性を求めていたことの表れであり、この一曲が後のSUCHMOSの飛躍を予感させるものだったことは、今振り返っても納得できる出来事である。

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2016年7月17日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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