TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2017年1月29日放送)

TOKIO HOT 100 2017-01-29 放送回ランキング ランキング

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2017年1月29日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2017年1月29日放送回)。

この週の音楽シーン

2017年1月29日放送回のTOKIO HOT 100で1位に輝いたのは、ONE OK ROCKの「WE ARE」だった。国内ロックシーンの中でも早くから海外を見据えた活動を続けてきたこのバンドにとって、当時はワールドツアーや海外メディアへの露出が着実に積み重なっていた時期であり、「WE ARE」はそうした国境を越えた勢いを象徴する一曲として響いた。疾走感のあるバンドサウンドと、日本語・英語を行き来するボーカルの表現力は、国内のロックリスナーだけでなく、洋楽と邦楽を横断的に聴くTOKIO HOT 100のリスナー層にも自然に受け入れられていたのだろう。1位の座に、国内バンドがまさに国際的なポップシーンと肩を並べる形で登場していたことは、当時の邦楽ロックの立ち位置を考えるうえでも象徴的な出来事だったといえる。

この週のTOP10全体を眺めると、当時の音楽シーンの空気感がよく見えてくる。2位にはSUCHMOSの「A.G.I.T.」がランクインしており、シティポップ的な要素を再解釈したサウンドが若いリスナーを中心に注目を集めていた時期と重なる。3位のBRUNO MARSによる「24K Magic」は、80年代ファンクやディスコを現代的に蘇らせたヒットで、前年末からのブームがこの時点でも継続していたことがうかがえる。4位のTHE WEEKND feat. DAFT PUNKによる「I Feel It Coming」は、ダフト・パンクによる緻密なプロデュースワークがそのまま楽曲の完成度に直結した一曲であり、R&Bとエレクトロニックミュージックの融合という文脈でも語られるべき存在だ。

さらに6位には映画「ラ・ラ・ランド」のキャストによる「Another Day of Sun」がランクインしている点も見逃せない。同作は音楽映画として世界的な話題を呼び、サウンドトラックそのものがヒットチャートに食い込むという現象を巻き起こした。映画とチャートミュージックが直接結びつく瞬間を捉えている点で、この週のTOP10は時代の空気をよく反映していたと言える。7位の土岐麻子「PINK」は、国内のシティポップ/ソウル的な文脈を丁寧に紡ぐ楽曲であり、8位のED SHEERANによる「Castle on the Hill」は、その後発表されるアルバムに向けた重要な布石となった楽曲だった。ノスタルジックな青春の情景を描く彼のソングライティングは、この時期から国際的な支持をさらに広げていく。

10位にはMr.Childrenの「ヒカリノアトリエ」がランクインしており、長年にわたり第一線で活動を続けるバンドが、なお新しいリスナー層にもリーチしていたことを物語っている。国内外のポップス、ロック、R&B、映画音楽までが一つのチャートに並ぶこの週のTOP10は、ジャンルの垣根を越えて音楽を届けようとするTOKIO HOT 100らしいラインナップだったと言えるだろう。1位のONE OK ROCKを中心に振り返ると、2017年初頭という時期が、国内バンドの国際的な躍進と、海外ポップス・映画音楽の多様な広がりが同時に進行していた、非常に興味深い転換点だったことが改めて見えてくる。

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2017年1月29日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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