TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2017年6月25日放送)

TOKIO HOT 100 2017-06-25 放送回ランキング ランキング

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2017年6月25日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2017年6月25日放送回)。

この週の音楽シーン

2017年6月25日放送回のTOP10を振り返ると、1位に輝いたのはKATY PERRYがMIGOSをフィーチャーした「BON APPETIT」だった。この曲は、彼女がアルバム『WITNESS』を携えてカムバックを果たした時期にリリースされたシングルであり、食事や料理を性的なメタファーとして扱うユーモラスかつセクシーな歌詞世界と、当時全盛期にあったMIGOSのトラップ的なフロウが融合した一曲として話題を呼んだ。KATY PERRYといえば2010年代前半からポップスの女王として君臨してきたが、この時期はより実験的でクラブ寄りのサウンドへと舵を切っており、「BON APPETIT」はその方向性を象徴する存在だったといえる。MIGOSはこの前年から「Bad and Boujee」などのヒットでヒップホップシーンの主流に躍り出た存在であり、彼らを起用したこと自体が当時のポップスとヒップホップの境界が急速に溶け合っていた時代性を物語っている。 TOP10全体を見渡すと、洋楽と邦楽がバランスよく並んでいるのがこの週の特徴だ。CARLY RAE JEPSENの「CUT TO THE FEELING」は、彼女が『Emotion』以降培ってきたシンセポップ路線を継承する煌びやかなナンバーで、批評家からの評価も高かった。LIAM GALLAGHERの「WALL OF GLASS」は、OASIS解散後のソロ活動として大きな注目を集めた楽曲であり、ブリットポップ世代のリスナーにとっては感慨深いカムバックだったはずだ。MAJOR LAZERとTRAVIS SCOTT、CAMILA CABELLO、QUAVOが顔を揃えた「KNOW NO BETTER」も、当時のダンスホールやトラップの要素が主流ポップスに浸透していく流れを象徴する一曲だった。 邦楽勢に目を向けると、岡崎体育の「NATURAL LIPS」がランクインしているのが興味深い。彼はネットカルチャーと音楽性を融合させた独自のスタイルで支持を広げていた時期であり、この曲もそのユニークな存在感を発揮していた。平井堅の「ノンフィクション」は、彼のキャリアを通じて培われた歌唱力と楽曲の深みを感じさせる一曲であり、安定したポジションを保っていた。MONDO GROSSOの「ラビリンス」は、大沢伸一が復活させたプロジェクトとして音楽ファンの間で大きな話題となり、洗練されたグルーヴとメッセージ性が高く評価された楽曲だ。秦基博の「GIRL」、水曜日のカンパネラの「メロス」も、それぞれのアーティストらしい個性を発揮しており、邦楽シーンの多様性を感じさせるラインナップだった。 DAVID GUETTAとJUSTIN BIEBERの「2U」は、EDMブームが一段落しつつも根強い人気を保っていたことを示す一曲であり、この時期のダンスミュージックの立ち位置を象徴していた。 このように2017年6月末という時期は、ヒップホップとポップスの融合、EDMの成熟、そして邦楽アーティストたちの独自路線という複数の潮流が交錯していた瞬間であり、このTOP10はまさにその縮図だったといえるだろう。KATY PERRYの1位は、当時のポップスがより実験的で境界を越えた表現へと向かっていたことを象徴する出来事として、今振り返っても興味深い。

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2017年6月25日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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