TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2017年9月10日放送)

TOKIO HOT 100 2017-09-10 放送回ランキング ランキング

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2017年9月10日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2017年9月10日放送回)。

この週の音楽シーン

2017年9月10日放送回の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、TOP10には邦楽・洋楽が入り混じり、当時のポップシーンの多様さがよくわかる顔ぶれが並んでいる。1位に輝いたのは桑田佳祐の「オアシスと果樹園」。サザンオールスターズの活動とは別に、ソロ名義で独自の音楽性を追求してきた桑田佳祐だが、この曲でも彼らしい豊かなメロディーと、言葉選びの妙が光る仕上がりになっていた。長年第一線で活躍し続けてきたアーティストが、この時期にチャートの頂点に立っていたという事実は、日本のポピュラーミュージックにおける「世代を超えて愛される強さ」を象徴していたように思う。

2位には、テイラー・スウィフトの「Look What You Made Me Do」がランクイン。イメージチェンジを打ち出した楽曲として世界的に大きな話題を呼び、当時のSNSでも賛否を含めて盛んに語られていたのが記憶に新しい。既存のポップスターの殻を破ろうとする意欲的な一曲が、日本のチャートでも上位に食い込んでいたことは、洋楽リスナーの熱量の高さを物語っている。

3位の星野源「Family Song」、7位のDAOKO×米津玄師「打上花火」など、邦楽ポップスの充実ぶりも見逃せない。星野源はドラマ主題歌などを通じて幅広い層への浸透を強めていた時期であり、「Family Song」もその流れを汲む楽曲だった。一方「打上花火」は、米津玄師というクリエイターの存在感がますます大きくなっていく中で生まれた特別なコラボレーションであり、夏の終わりというシーズン感ともリンクしながら支持を広げていた楽曲だ。

4位のPerfume「If You Wanna」は、彼女たちが海外進出も視野に入れながら音楽性を更新し続けていた時期の楽曲であり、テクノポップの枠を超えたグローバルな音作りが印象的だった。5位のマルーン5 feat. SZA「What Lovers Do」、6位のジャスティン・ビーバー&ブラッドポップ「Friends」、8位のアヴィーチー feat. サンドロ・カヴァッツァ「Without You」といった洋楽勢は、当時のUSポップ~EDMシーンの潮流をそのまま反映しており、ダンスミュージックとポップスの融合がより自然になっていった時代の空気を伝えている。

9位のKICK THE CAN CREW「千%」は、90年代から日本語ラップシーンを支えてきたグループの再始動を思わせる楽曲で、懐かしさと新しさが同居していた。10位のベック「Dear Life」は、ベテランミュージシャンらしい実験精神とポップさを兼ね備えた楽曲として、洋楽ロックファンの耳を捉えていた。

こうして並べてみると、2017年9月というタイミングは、ベテランと新世代、邦楽と洋楽、バラードとダンスミュージックといった多様な要素が絶妙なバランスで共存していた時期だったことがわかる。桑田佳祐という圧倒的なキャリアを持つアーティストが1位に立ちながら、若手や海外アーティストの勢いも同時に感じられるチャートは、まさに「TOKIO HOT 100」らしい一週間だったと言えるだろう。

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2017年9月10日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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