TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2022年5月15日放送)

TOKIO HOT 100 2022-05-15 放送回ランキング ランキング

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2022年5月15日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2022年5月15日放送回)。

この週の音楽シーン

2022年5月15日放送の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、リゾ(LIZZO)の「ABOUT DAMN TIME」だった。この年のリゾは、すでに世界的なポップスターとしての地位を確立していた時期で、体型や自己肯定をめぐるメッセージを軽やかなグルーヴに乗せる作風が広く支持されていた。「ABOUT DAMN TIME」もまた、ディスコやファンクの質感を大胆に取り入れたダンサブルなトラックで、コロナ禍の閉塞感を吹き飛ばすような開放的な鳴りが印象的だった。当時はライブやフェスが徐々に再開へと動き出していた時期でもあり、こうした前向きで踊れる曲がチャートの上位に来ることには、時代の気分がよく表れていたように思う。

TOP10全体を見渡すと、洋楽と邦楽がバランスよく並んでいるのがこの週の特徴だ。2位のSUPERSHYはシティポップ的な質感を持つ国内アクトとして注目を集めていた存在で、3位にはOfficial髭男dismの「ミックスナッツ」が入っている。同曲はテレビドラマの主題歌として広く知られ、ポップで軽快なメロディが幅広い層に届いた楽曲だ。4位のPENTHOUSE「流星群」も国内の勢いを感じさせるナンバーで、邦楽シーンの多様化が進んでいた時期を象徴している。

洋楽勢では、5位にハリー・スタイルズの「AS IT WAS」がランクインしている点も見逃せない。この曲はリリース直後から世界的に大きな話題となり、後にその年を代表するヒット曲の一つとして語られることになる楽曲だ。ノスタルジックでありながら現代的なシンセの質感を持つサウンドは、当時のポップスの潮流をよく体現していた。また8位にはディスクロージャーとRAYEの「WATERFALL」がランクインしており、UKのダンス/エレクトロニックシーンの熱量もこの週のチャートにしっかりと反映されていたことがわかる。

邦楽勢では、6位に秦基博の「TRICK ME」、7位に森大翔の「君の目を見てると」が並び、シンガーソングライター的な表現の強さが感じられる曲が中位にしっかりと存在していたのも、この時期のTOKIO HOT 100らしい構成だ。9位にはSUGA(BTS)が参加したPSYの「THAT THAT」が入っており、K-POP方面からの存在感も無視できない。BTSメンバーのソロ・客演活動が活発化していた時期でもあり、こうしたコラボレーションがチャートに反映されるのは自然な流れだった。10位のRYOHU feat. YONCEは、国内ヒップホップ/R&B的な感性を持つ楽曲で、ジャンルの垣根を越えたリスナー層の広がりを感じさせる。

こうして振り返ると、この週のTOP10は、コロナ禍からの回復期における「踊れる曲」への欲求と、邦楽の多様な表現、そして洋楽・K-POPの存在感が同時に映し出された、非常にバランスの取れたラインアップだったと言える。1位を飾ったリゾの楽曲が持つポジティブな熱量は、まさにこの時代の空気を象徴する一曲として、今も印象深く記憶されている。

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2022年5月15日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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