TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2024年8月18日放送)

TOKIO HOT 100 2024-08-18 放送回ランキング ランキング

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2024年8月18日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2024年8月18日放送回)。

この週の音楽シーン

2024年8月18日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、真夏の盛りにふさわしい熱量と涼感が同居したチャートだったことがわかる。首位に輝いたのは藤井風の「FEELIN’ GO(O)D」。国内外の音楽シーンで独自の存在感を放ち続けてきた彼が、この年もまた自身のスタイルを更新しながら日本のリスナーの心を掴んでいたことを示す結果だろう。タイトルが体現する通り、聴いていて自然と気分が上向くようなグルーヴ感が持ち味で、ソウルやファンクのエッセンスを吸収しながらも、どこか脱力した独特のヴォーカルフレージングは唯一無二だ。国内アーティストが海外のトレンドとも渡り合いながら、独自の文脈で支持を集めていく流れは、この時期の日本のポップミュージックシーンを象徴していたと言えるかもしれない。

2位にはXGの「SOMETHING AIN’T RIGHT」がランクイン。日本発でありながらグローバル市場を見据えたプロジェクトとして活動してきた彼女たちが、K-POP的な洗練とヒップホップ/R&Bのエッジを融合させたサウンドで存在感を放っていた時期であり、この曲もその路線を継承するものだった。3位のHANA HOPE「サマータイム・ブルース」は、まさに8月という季節にぴったりの一曲。タイトルからしても夏をテーマにした楽曲であり、番組がこの時期に多くのリスナーの生活に寄り添う選曲をしていたことがうかがえる。

海外勢に目を向けると、4位にはCHARLI XCXとBILLIE EILISHが共演した「GUESS」がランクイン。この年、CHARLI XCXは自身のアルバム「brat」によって世界的なムーブメントを巻き起こし、インディー・エレクトロポップの美学をメインストリームへと押し上げた立役者だった。BILLIE EILISHという同世代を代表するアーティストとの共演は、まさにその年のポップカルチャーの熱を凝縮したような一曲であり、日本のチャートにもその波が届いていたことがわかる。5位のMILLENNIUM PARADEは常田大希が率いるプロジェクトとして、ジャンルを横断する実験的なサウンドデザインで知られ、「M4D LUV」もそうした先鋭性を感じさせる存在感を放っていた。

6位のNATSUDAIDAI、7位のDARUMASといった名前からは、当時勢いを増していた国内の新しい世代のアーティストたちが、独自の感性でチャートに切り込んでいた様子がうかがえる。8位のKHALIDや9位のCOLDPLAYといった海外の実力派が並ぶことで、洋楽ロック・R&Bのリスナー層も引き続きこの番組を支持していたことが伝わってくる。10位のFLOは、UKを拠点にR&B・ガールグループの新しい潮流を担う存在として、この時期国際的にも注目を集めていたグループだ。

こうして並べてみると、この週のTOP10は国内アーティストの独自性と、海外シーンの最新トレンドが自然に共存する、まさに「TOKIO HOT 100」らしいバランスの取れたラインナップだったと言える。藤井風の首位獲得は、日本発の音楽が独自の美学を保ちながら、同時代の世界的な音楽潮流とも呼応しうることを示した象徴的な出来事として、今振り返っても印象深い。

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2024年8月18日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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