TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2025年12月21日放送)

TOKIO HOT 100 2025-12-21 放送回ランキング ランキング

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2025年12月21日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2025年12月21日放送回)。

この週の音楽シーン

2025年12月21日放送のJ-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返ると、この週の栄冠はHANAの「NON STOP」が手にしていた。年の瀬という一年の総決算的なタイミングで1位に立ったのが、勢いを感じさせるこの一曲だったというのは、聴き手にとっても印象的だったのではないだろうか。忘年会やクリスマスシーズンの高揚感と重なるように鳴り響いていたであろう「NON STOP」というタイトルそのものが、駆け抜けるように過ぎていく年末の空気感とリンクしていたようにも思える。

TOP10全体を眺めると、この週は国境や世代を越えた多彩な顔ぶれが並んでいたのが特徴的だ。2位にはHUNTR/X、EJAE、AUDREY NUNA、REI AMI & KPOP DEMON HUNTERS CASTによる「GOLDEN」がランクイン。K-POP由来のプロジェクト性の強い楽曲がグローバルに聴かれていた当時のリスナー動向をうかがわせる。3位にはナイジェリア出身のOBONGJAYARによる「GIVE ME MORE」が入り、アフロビーツ以降のブラックミュージックの潮流が東京のラジオチャートにもしっかりと届いていたことがわかる。

邦楽勢では、4位に米津玄師の「IRIS OUT」、9位には米津玄師と宇多田ヒカルによる「JANE DOE」がダブルランクイン。日本の音楽シーンを長年牽引してきた両者の名前が同じ週のTOP10に並ぶのは、聴き手にとってひとつの豪華な瞬間だったはずだ。さらに5位にはBE:FIRSTの「街灯」がランクイン。グループとして表現の幅を広げ続けてきた彼らの楽曲が、季節感のあるタイトルとともに上位に食い込んでいたのも印象深い。10位には藤井風の「PREMA」が入り、国内外を問わず独自の音楽性を貫くアーティストとしての存在感を改めて示していた。

洋楽サイドでは、6位にTHUNDERCATの「UPSIDE DOWN(CANDY CRUSH)」、7位にBALMING TIGERとYAEJIによる「WO AI NI」、8位にはSHAKIRAの「ZOO」がランクイン。ジャンルレスなベースミュージックやオルタナティブR&B的な感触の楽曲と、ラテンポップの女王による貫禄の一曲が同居しているあたりに、当時のリスナーの耳が幅広いジャンルに開かれていたことが感じられる。

こうして改めてこの週のTOP10を見渡すと、K-POP、アフロビーツ、日本の実力派シンガーソングライター、そしてラテンポップの大御所までが同じチャートの中で並び立っていたことに驚かされる。国や言語、ジャンルの垣根が以前にも増して薄くなり、リスナーが「良い曲かどうか」だけで音楽を選び取っていた時代の空気を、この一週間の記録は静かに物語っている。HANAの「NON STOP」が1位に立ったこの週は、まさにそうした多様性の縮図として、これからも「TOKIO HOT 100」の歴史の中で語り継がれていくはずだ。

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2025年12月21日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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