TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2013年12月22日放送)

TOKIO HOT 100 2013-12-22 放送回ランキング ランキング

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2013年12月22日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2013年12月22日放送回)。

この週の音楽シーン

2013年も暮れ、クリスマス直前という時期にふさわしい選曲が並んだ「TOKIO HOT 100」の週間チャートで、堂々の1位に輝いたのはワン・ダイレクションの「STORY OF MY LIFE」だった。イギリス発の5人組ボーイズグループとして世界的なブームを巻き起こしていた彼らは、この年アルバム『Midnight Memories』をリリースし、ティーンエイジャーだけでなく幅広い層にファンを広げていた時期にあたる。バンドサウンドを軸にしたアンセミックな作りは、アイドルポップの枠を超えてロック的な高揚感を持ち込んでおり、当時のグローバルなポップシーンの潮流を象徴する一曲だったと言えるだろう。年末という季節感の中で、力強いコーラスと駆け抜けるようなビートが、街のイルミネーションと重なって聴こえた人も多かったのではないか。

2位にはJUJUの「星月夜」がランクイン。伸びやかで芯のある歌声を持つ彼女は、この時期すでに実力派シンガーとして確固たる地位を築いており、冬の情景を歌う楽曲は季節ソングとしても支持を集めていた。3位のRADWIMPS「会心の一撃」は、言葉遊びと疾走感を武器にするバンドらしい仕上がりで、邦楽ロックの層の厚さを感じさせる存在感を放っていた。4位のアヴリル・ラヴィーンは「ROCK N ROLL」で登場。セルフタイトルアルバムを携えたこの時期、パンク的な攻撃性とポップなキャッチーさを両立させるスタイルは健在で、デビューから月日が経ってもなお第一線に立ち続けるアーティストの強さを見せつけていた。

5位にはホワイト・アッシュの「CASABLANCA」。日本人ながら海外を拠点に活動し、洋楽的な質感を持つロックサウンドを鳴らすバンドとして注目されていた存在で、邦楽と洋楽の垣根を軽やかに越える存在感があった。6位のゲスの極み乙女。「キラーボール」は、変拍子やジャズ的なコード進行を大胆に取り入れた楽曲で、当時まだ新しい風として音楽シーンに衝撃を与えていたバンドの尖った個性がよく表れていた一曲だ。7位のレディー・ガガはR.ケリーをフィーチャーした「DO WHAT U WANT」で登場。アルバム『ARTPOP』期にあたり、挑発的なパフォーマンスと実験的なサウンドで賛否を呼びながらも話題の中心にい続けた彼女らしいナンバーだった。

8位にはRIP SLYMEの「SLY」がランクイン。日本語ラップシーンを牽引してきたグループとして、軽快でポップなフロウは長年変わらぬ支持を集めていた。9位のブリトニー・スピアーズ「PERFUME」は、アルバム『Britney Jean』からのナンバーで、ダンスポップの女王として長年シーンに君臨してきた彼女の存在感を改めて示す一曲だった。そして10位には、くるりの「最後のメリークリスマス」がランクイン。日本語詞ならではの機微を込めたメロディは、季節感あるプレイリストの中でも独特の温度を持ち、邦楽ロックバンドとしての表現の幅広さを感じさせた。

こうして振り返ると、この週のTOP10は洋楽・邦楽、ポップ・ロック・ヒップホップと多彩なジャンルが混在し、クリスマスシーズンならではの高揚感と、それぞれのアーティストが持つ個性がバランスよく並んでいたことが分かる。ワン・ダイレクションを筆頭に、世界的なポップシーンの勢いと、日本の音楽シーンの多様な広がりが同じチャートの中で共存していたこの瞬間は、2013年という一年を締めくくるにふさわしい、賑やかで彩り豊かな一週間だったのではないだろうか。

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2013年12月22日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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