TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2018年11月18日放送)

TOKIO HOT 100 2018-11-18 放送回ランキング ランキング

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2018年11月18日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2018年11月18日放送回)。

この週の音楽シーン

2018年11月18日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いていたのはあいみょんの「今夜このまま」だった。この年のあいみょんは、まさに音楽シーンの主役だったと言っていい。透明感のある声質と、日常の機微をすくい取るような言葉選びで、幅広い世代のリスナーの心をつかんでいた時期である。「今夜このまま」も、恋愛の刹那的な感情を等身大の言葉で描いた楽曲で、彼女らしい親密さと切なさが同居する仕上がりだったことを覚えているリスナーも多いだろう。当時はまだSNSやストリーミングを通じて楽曲が広がっていく流れが加速していた時期で、あいみょんの楽曲群もまさにそうした形でじわじわとリスナー層を広げていった代表例だった。

2位にはARIANA GRANDEの「THANK U, NEXT」がランクインしている。同曲はタイトル通り、過去の恋愛関係をポジティブに昇華するメッセージ性が話題を呼び、SNS上でも歌詞のフレーズが頻繁に引用されるなど、社会的な現象にもなった楽曲だ。海外ポップスの潮流と国内アーティストの楽曲が並列でチャートインしているのも、この番組らしい編成であり、当時のリスナーが国境を越えて同時代的にヒット曲を消費していたことがうかがえる。

3位の米津玄師「FLAMINGO」も印象深い。和のテイストを取り入れた独特のメロディラインとリズム感で、米津玄師が持つ実験的な音楽性がより広いオーディエンスに届いた時期の楽曲であり、邦楽シーンにおける彼の存在感がさらに大きくなっていく過程を象徴する一曲だったと言えるだろう。

4位から6位にかけては、THE 1975、JONAS BLUE、ANDERSON .PAAKといった海外アーティストの楽曲が並ぶ。特にANDERSON .PAAKとKENDRICK LAMARの共演曲「TINTS」は、当時のヒップホップ/R&Bシーンの洗練された空気感を伝える一曲で、ジャンルを越えたコラボレーションが評価を高めていた時代性を感じさせる。

7位のNULBARICHや8位のポルカドットスティングレイといった国内バンド・アーティストの存在も見逃せない。NULBARICHはシティポップ的な洗練されたサウンドで支持を広げ、ポルカドットスティングレイは独特のビジュアルとエネルギッシュな楽曲で新しい世代のロックリスナーを取り込んでいた時期だ。9位のPost MaloneとSwae Leeによる「SUNFLOWER」は、映画とのタイアップもあって世界的な大ヒットとなった楽曲で、この時期のヒットチャートを語る上で欠かせない存在だった。そして10位には中村佳穂の「きっとね!」がランクイン。独自の音楽性と圧倒的な歌唱力で、後に高い評価を受けていく彼女の萌芽をこの時点で感じ取ることができる。

こうして並べてみると、この週のTOP10は邦楽・洋楽、メジャー・インディーズを問わず、多様な音楽性が共存していたことがわかる。あいみょんという新しい才能が邦楽シーンの中心に躍り出ようとしていたタイミングと、世界的なポップス/ヒップホップの潮流が交差する、まさに2018年という時代を象徴する一週間だったと言えるだろう。

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2018年11月18日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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