TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2018年8月5日放送)

TOKIO HOT 100 2018-08-05 放送回ランキング ランキング

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2018年8月5日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2018年8月5日放送回)。

この週の音楽シーン

2018年8月5日放送の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、ジャスティン・ティンバーレイクの「SOULMATE」だった。90年代にボーイズグループ*NSYNCでデビューし、2000年代以降はソロアーティストとしてポップ/R&Bシーンの最前線を走り続けてきた彼にとって、この曲は軽やかなグルーヴとファルセットを生かしたダンサブルなナンバーとして印象的だった。同年にはアルバム「Man of the Woods」を発表しており、フォークやアメリカーナ的な質感を取り入れた作風で話題を呼んだ直後の時期にあたる。ソウルフルな歌唱とプロダクションの洗練さを両立させる姿勢は、当時のUSポップ全体に流れていたレトロソウル/ファンクへの回帰の空気とも共鳴していたと言えるだろう。

この週のチャートを俯瞰すると、洋楽と邦楽がバランスよく並んでいるのが目を引く。2位のEXILEはJ-POPシーンにおける長寿グループとしての存在感を示し、8位にはチャイルディッシュ・ガンビーノの「FEELS LIKE SUMMER」がランクイン。ドナルド・グローヴァーが手がけたこの曲は、まさに2018年の夏を象徴するトラックとして各方面で語られた作品であり、気だるくもグルーヴィーな質感が季節感とリンクしていた。10位のジ・インターネットは、シド擁するLAのオルタナティブR&Bバンドとして、当時のブラックミュージックの多様化を体現する存在だった。

邦楽勢では、山下達郎の「ミライのテーマ」が4位にランクイン。長年にわたりシティポップやポップスの職人としてキャリアを重ねてきた彼が、映画音楽という形で新たなリスナー層にもアプローチしていたことがうかがえる。6位の宇多田ヒカルは「初恋」を引っさげての登場で、2016年の活動再開以降、内省的で成熟した作風を深めていた時期の一曲だ。7位のサザンオールスターズ「壮年JUMP」は、桑田佳祐らしいユーモアと批評精神を感じさせるタイトルで、ベテランバンドならではの余裕を漂わせている。

そして5位には、あいみょんの「マリーゴールド」がすでに顔を出していた。素朴な言葉選びと親しみやすいメロディーラインが特徴的なこの曲は、後に彼女の代表曲として広く知られていくことになるが、この時点でもすでに多くのリスナーの心をつかんでいたことがチャートインの事実からもうかがえる。3位の佐藤千亜妃は、SCANDALのボーカリストとしての活動と並行してソロプロジェクトを進めていた時期で、「SUMMER GATE」は夏らしい爽やかさとバンドサウンドとは異なる個人的な音楽性を感じさせる一曲だった。9位のDef Techは、日本語と英語を自在に操るヒップホップデュオとして独自の存在感を放ち続けており、ジャンルを超えた支持層を持つグループであることを改めて印象付けた。

洋楽・邦楽、ベテラン・新鋭が入り混じったこの週のTOP10は、2018年夏という季節の空気とともに、当時の音楽シーンの多様性を切り取った貴重な記録と言えるだろう。ジャンルの垣根を越えて多彩な音が並ぶ様子は、ラジオという媒体が持つ横断的な選曲の魅力を象徴しているようにも感じられる。

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2018年8月5日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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