TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2018年1月28日放送)

TOKIO HOT 100 2018-01-28 放送回ランキング ランキング

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2018年1月28日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2018年1月28日放送回)。

この週の音楽シーン

2018年1月28日放送の「TOKIO HOT 100」でトップに立ったのは、ブルーノ・マーズがカーディ・Bを迎えた「FINESSE (REMIX)」だった。前年にリリースされたアルバム『24K Magic』からのシングルで、オリジナル版はプリンスやニュー・ジャック・スウィングを思わせるレトロな質感が持ち味だったが、このリミックスではカーディ・Bのラップが加わることで、よりストリート感のあるアップデートが施されている。当時のカーディ・Bは「Bodak Yellow」で一気にブレイクした直後で、彼女が参加すること自体が話題性を持つ時期だった。ブルーノ・マーズの80年代ファンク・リバイバルと、2018年最新のヒップホップ感覚が交差するこの曲は、まさにその時代の空気を象徴する1曲だったと言える。

TOP10全体を見渡すと、この週は洋楽と邦楽がバランスよく並んでいるのが印象的だ。2位にはWANIMAの「シグナル」がランクインしており、当時彼らはメロコア/パンクのフィールドから一般層にも支持を広げつつあった時期。3位のフォール・アウト・ボーイはBTSのRMを迎えたリミックスで、K-POPとアメリカのロックバンドが接続する動きの先駆けとしても興味深い。BTSがまだ「これから世界的ブレイクを迎える手前」だった時代背景を思うと、この組み合わせは今振り返るとかなり早い段階でのコラボレーションだったことがわかる。

4位にはリトル・グリー・モンスターの「いつかこの涙が」。国内女性グループとして力強い歌唱を武器にしていた彼女たちの楽曲が上位に食い込んでいるのも、この時期のJ-POPシーンの厚みを感じさせる。7位の小袋成彬がフィーチャリングに宇多田ヒカルを迎えた「LONELY ONE」も見逃せない。小袋成彬はソロ活動を本格化させたばかりの時期で、宇多田ヒカルとの共演は当時大きな注目を集めた組み合わせだった。

8位のカミラ・カベロ「HAVANA」は、まさにこの時期世界中でヒットしていた楽曲で、レゲトンやラテンのリズムをポップスに落とし込んだサウンドが、その後数年にわたるラテン・ポップ・ブームの起点のひとつになったことは間違いない。10位の「THIS IS ME」は映画『グレイテスト・ショーマン』からの楽曲で、同作は公開後じわじわと支持を広げ、サウンドトラックがロングヒットした作品としても記憶されている。エンパワーメントを歌うこの曲は、当時のポップシーンにおいて「映画発ヒット曲」の存在感を再認識させるものだった。

こうして並べてみると、2018年1月末のこの週は、ファンク・リバイバルとヒップホップの融合、K-POPとロックの接続、ラテン・ポップの波、そして国内アーティストの多様な表現が同時進行していた時期だったことがよくわかる。ジャンルの垣根が急速に薄れていく、まさにストリーミング時代ならではのチャートの姿を映し出した一週間だったと言えるだろう。

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2018年1月28日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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