TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2017年11月12日放送)

TOKIO HOT 100 2017-11-12 放送回ランキング ランキング

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2017年11月12日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2017年11月12日放送回)。

この週の音楽シーン

2017年11月12日のTOKIO HOT 100で1位に輝いたのは、米津玄師と菅田将暉による「灰色と青」だった。この年、米津玄師はソロ活動でも高い注目を集めていたシンガーソングライターであり、菅田将暉は俳優としてだけでなく歌手としても存在感を強めていた時期にあたる。二人がタッグを組んだこの楽曲は、それぞれの持ち味が混ざり合うことで独特の質感を生み出しており、ラジオリスナーの間でも大きな話題を呼んでいたことがうかがえる。米津玄師の書く楽曲は、繊細でありながら芯の通ったメロディーラインが特徴で、菅田将暉の声質がその世界観に新たな色合いを添えている。タイトルの「灰色と青」という言葉の選び方からも、当時の若者世代が抱える感情の機微を丁寧にすくい上げようとする姿勢が感じられる一曲だった。

この週のチャート全体を見渡すと、洋楽と邦楽が拮抗しながら並ぶ構成になっており、当時のTOKIO HOT 100らしいバランス感覚が表れている。2位にはMAROON 5とSZAによる「What Lovers Do」がランクインしており、2017年当時のMAROON 5はポップロックバンドとして安定した人気を保ちつつ、コラボレーションを積極的に展開していた時期であった。3位のWEEZERはアメリカのオルタナティブロックの重鎮として長年支持を集めてきたバンドであり、この時期も精力的な活動を続けていたことがわかる。5位にはTAYLOR SWIFTの「Gorgeous」がランクインしており、当時のTAYLOR SWIFTはアルバム「reputation」に向けた楽曲を次々とリリースしていた時期で、世界的な注目度も非常に高かった。

邦楽勢では、4位に10-FEETの「1 Size Fits All」、9位にDAOKOと岡村靖幸によるコラボレーション曲「ステップアップLOVE」がランクインしている。10-FEETは骨太なロックサウンドで根強いファン層を持つバンドであり、DAOKOと岡村靖幸の組み合わせは世代を超えたコラボレーションとして当時話題性の高い一曲だった。岡村靖幸ならではの独特なグルーヴ感と、DAOKOの透明感のある声が交わることで、他にはない化学反応を生んでいたことが想像できる。

洋楽ではほかにMIKA、CLEAN BANDIT feat. JULIA MICHAELS、BECK、SELENA GOMEZ AND MARSHMELLOといった多彩な顔ぶれが並んでおり、ポップスからロック、エレクトロニックまで幅広いジャンルが同居していたのがこの時期のチャートの特徴と言える。SELENA GOMEZとMARSHMELLOによる「Wolves」は当時世界的にヒットしていた楽曲であり、日本のリスナーにも浸透していたことがこの順位から読み取れる。

こうして振り返ると、この週のTOP10は邦楽・洋楽問わず、それぞれのアーティストが持つ個性がしっかりと発揮された顔ぶれだったと言える。とりわけ1位の「灰色と青」は、米津玄師と菅田将暉という異なるフィールドで活躍する二人が出会うことで生まれた特別な一曲として、多くのリスナーの記憶に刻まれた楽曲だったのではないだろうか。

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2017年11月12日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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