TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2017年9月3日放送)

TOKIO HOT 100 2017-09-03 放送回ランキング ランキング

本ページには広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト等)を含みます。

2017年9月3日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2017年9月3日放送回)。

この週の音楽シーン

2017年9月3日放送回のTOP10を振り返ると、1位に輝いたのは桑田佳祐「オアシスと果樹園」だった。デビューから40年以上を経てなお第一線で新曲を送り出し、チャートの頂点に立つという事実そのものが、日本のポピュラー音楽における桑田佳祐というアーティストの特異な存在感を物語っている。サザンオールスターズとしての活動に加え、ソロ名義でも独自の音楽世界を築き続けてきた彼の楽曲が、この週も多くのリスナーの支持を集めたことは、世代を超えて愛される作家性の証left でもあるだろう。

2位には、DAOKOと米津玄師によるコラボレーション曲「打上花火」がランクインしている。もともと岩井俊二監督作品にインスパイアされた楽曲としてスタートし、この年の夏に映画化された同名作品の主題歌として再び大きな話題を呼んだ一曲だ。ボーカロイド出身という異色の経歴を持つ米津玄師と、独特の浮遊感あるラップ・歌唱スタイルで注目を集めていたDAOKOの組み合わせは、当時の音楽シーンにおけるジャンルの垣根を越えた化学反応の象徴的な例だったと言える。夏の終わりというタイミングでこの曲が上位にあることも、季節感を大切にするTOKIO HOT 100らしい光景だった。

3位の星野源「FAMILY SONG」も見逃せない。テレビドラマ主題歌としても知られるこの楽曲は、ソウルやファンクのエッセンスを取り入れながら、家族や人と人とのつながりを温かく描く歌詞世界で幅広い層に支持されていた。俳優としても活躍する星野源が音楽的にも高い評価を得ていた時期であり、邦楽シーンにおける彼のポジションの大きさを感じさせるランクインだった。

一方、海外勢に目を向けると、4位にジャスティン・ビーバーとブラッドポップの「Friends」、6位にはテイラー・スウィフトの「Look What You Made Me Do」が入っている。特にテイラー・スウィフトのこの曲は、彼女がそれまでのカントリー・ポップ路線から大きくイメージチェンジを図った意欲作として世界的に話題になった時期で、日本のチャートにもその勢いがしっかりと反映されていた。また5位のカルヴィン・ハリスがファレル・ウィリアムスやケイティ・ペリーら豪華アーティストを迎えた「Feels」、7位のアヴィーチーによる「Without You」など、EDM~ポップの潮流を牽引したアーティストたちの楽曲も並び、当時の洋楽シーンの多様さがうかがえる並びとなっている。

邦楽勢では8位に赤い公園「カメレオン」、10位にはRHYMESTERがmabanuaを迎えた「Future Is Born」がランクイン。バンドサウンドとヒップホップという異なるアプローチながら、それぞれの分野で独自の表現を追求するアーティストたちの存在感が光る。9位のチャーリーXCXも含め、この週のTOP10は邦楽・洋楽を問わず、ジャンルの越境や新しい表現の模索が随所に感じられるラインナップだった。改めて振り返ると、2017年という年が持っていた音楽的な熱量と多様性を凝縮した一週間だったと言えるだろう。

🎧 この曲を聴くなら[PR]

2017年9月3日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

次の週(2017年9月10日) »

スピーカーで鳴らすなら[PR]

あわせて読みたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました