TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2017年1月15日放送)

TOKIO HOT 100 2017-01-15 放送回ランキング ランキング

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2017年1月15日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2017年1月15日放送回)。

この週の音楽シーン

2017年1月15日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、トップに立っていたのはブルーノ・マーズの「24K Magic」だった。前年秋に発表されたこの曲は、80年代のファンクやブギーを大胆に取り込みながら、ラスベガスの享楽的な夜を軽快に描き出す一曲で、当時のポップシーンにおける“レトロ回帰”の流れを象徴する存在だったといえる。同時期の海外チャートでも存在感を放っていたこの曲が、日本のラジオチャートでも1位を獲得していたことは、洋楽と邦楽が同じ土俵で聴かれていた当時のリスナー層の広がりを物語っている。

この週のTOP10を眺めると、邦楽と洋楽が拮抗しながら並んでいるのが印象的だ。2位には星野源の「恋」がランクインしている。前年放送されたテレビドラマの主題歌として広く知られるようになったこの曲は、シンプルながら耳に残るリズムと親しみやすいメロディで、世代を超えて口ずさまれる存在になっていた。3位のSUCHMOS「A.G.I.T.」は、当時新世代のシティポップ/ファンク的なグルーヴを持つバンドとして注目を集めていたグループで、洗練されたサウンドが都会的なラジオの空気感にぴったりと合っていた。4位のRADWIMPS「前前前世」は、大ヒットしたアニメーション映画の主題歌として社会現象的な広がりを見せた曲であり、この時期のチャートには欠かせない存在だった。

5位のLittle Glee Monster、8位のback numberといった曲は、当時のJ-POPが持っていたエモーショナルな歌唱表現やバラード的な訴求力を伝えるものであり、9位のぼくのりりっくのぼうよみは、当時まだ新しい存在だったヒップホップ/ラップ的な表現がJ-POPのフィールドに浸透し始めていたことを示す一曲だった。こうした邦楽勢に対して、6位にはThe Weeknd feat. Daft Punkの「I Feel It Coming」、10位にはClean Bandit feat. Sean Paul and Anne-Marieの「Rockabye」がランクインしており、洋楽側もエレクトロニックやダンスミュージックの要素を軸にした楽曲が支持されていたことが窺える。特にDaft Punkが参加した「I Feel It Coming」は、シンセウェイヴ的な音作りが評価され、2010年代半ばに再燃していた80年代サウンドへの憧れを象徴する一曲でもあった。

こうして見渡すと、この週のチャートは、リバイバル的な80年代グルーヴ、映画・ドラマを起点にしたヒット、そして新しい世代のアーティストたちによる多様な音楽性が並存していたことがよくわかる。「24K Magic」が首位に立っていたという事実は、単なる一曲の人気にとどまらず、当時のリスナーが国境やジャンルを越えて“気持ちよさ”を求めていた時代の空気を映し出しているように思える。今聴き返しても、このTOP10には音楽的な多様性と時代の熱量がぎゅっと詰まっており、当時のラジオの前で耳を傾けていたリスナーたちの記憶を鮮やかに呼び起こしてくれる。

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2017年1月15日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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