TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2017年11月19日放送)

TOKIO HOT 100 2017-11-19 放送回ランキング ランキング

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2017年11月19日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2017年11月19日放送回)。

この週の音楽シーン

2017年11月19日の「TOKIO HOT 100」で首位に立ったのは、テイラー・スウィフトの「GORGEOUS」だった。同年11月10日にリリースされたアルバム『reputation』からの1曲で、それまでの『1989』期に象徴されたきらびやかなポップ・アイコン像から一転、ヘビーな808系のビートやダークなヴィジュアル戦略で「新しい自分」を打ち出した時期の楽曲である。「GORGEOUS」はその中でも軽やかでポップな側面を残した一曲で、シンセの跳ねるようなリズムとキャッチーなフックが、当時のリスナーに強い印象を残した。イメージチェンジの真っ只中で放たれたこの曲が最上位に来ていることは、2017年秋という時代の空気を象徴していると言えるだろう。

2位のマルーン5とSZAによる「WHAT LOVERS DO」も、この時期の欧米ポップスとR&B/ヒップホップの越境が進んだシーンをよく表す組み合わせだ。SZAはこの前後でソロ作『Ctrl』が高い評価を受けており、フィーチャリングという形でも存在感を放っていた。

一方、日本勢では安室奈美恵「HOPE」が3位にランクイン。同年に活動終了を発表していた彼女にとって、この曲は自身のキャリアを象徴するメッセージソングとして受け止められ、多くのリスナーの心に残る一曲となった。4位の米津玄師+菅田将暉「灰色と青」は、ミュージシャンと俳優という異色のタッグが話題を呼んだコラボレーションで、繊細な歌詞世界とメロディの美しさが際立つ楽曲だった。5位のポルカドットスティングレイ「レム」は、当時勢いを増していたガールズバンドシーンの中でも独自の浮遊感あるサウンドで注目を集めていた存在である。

6位のCHEMISTRYによる「WINDY」は、ソウルフルな歌声を武器にした彼らならではの温かみのある一曲。7位のMIKAはヨーロッパで独自のポジションを築くアーティストとして日本のリスナーにも根強い支持があり、「IT’S MY HOUSE」はそのポップセンスが光る仕上がりだった。8位のストレイテナー×秦基博「灯り」は、ロックバンドとシンガーソングライターという組み合わせが生む深みのあるサウンドが印象的で、9位のIRI「FOR LIFE」は当時台頭してきたオルタナティブR&Bの潮流を感じさせるアーティストとして注目されていた。10位のウィーザー「HAPPY HOUR」は、アルバム『Pacific Daydream』からの一曲で、ベテランバンドならではの安定感あるギターポップを聴かせている。

この週のTOP10を見渡すと、海外の話題作と日本の多彩なアーティストが同じ土俵に並ぶ、当時のTOKIO HOT 100らしいラインナップだったことがよくわかる。テイラー・スウィフトが「新章」を切り開こうとしていたタイミングに、日本の音楽シーンもまた世代やジャンルを越えた表現が交錯していた——そんな2017年秋の空気を、このチャートは今も鮮やかに伝えている。

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2017年11月19日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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