TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2015年3月22日放送)

TOKIO HOT 100 2015-03-22 放送回ランキング ランキング

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2015年3月22日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2015年3月22日放送回)。

この週の音楽シーン

2015年3月22日放送分の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、マドンナの「Living For Love」だった。この曲は、当時発表されたアルバム「Rebel Heart」からのリード的な楽曲で、ゴスペルコーラスを取り入れた力強いビートと、キャリアを重ねてきたポップの女王らしい堂々としたボーカルが印象的な一曲だった。デビューから30年以上を経てなお第一線でチャートインし続けるという事実そのものが、この曲の存在感を物語っている。派手なダンスビートに頼りきらず、生演奏的な厚みのあるサウンドプロダクションを重視していた点も、当時のポップシーンにおいては一つの個性として際立っていた。

この週のTOP10を見渡すと、2015年前後のポップスシーンを象徴する顔ぶれが揃っている。2位にはカーリー・レイ・ジェプセンの「I Really Like You」。前作の大ヒットからしばらく経ってのカムバックで、シンプルながら中毒性の高いポップセンスが健在であることを示した楽曲だ。3位のゼッド feat. セレーナ・ゴメス「I Want You To Know」は、まさにこの時期のチャートを席巻していたEDMとポップスの融合を体現する存在で、プロデューサー主導のダンスミュージックがメインストリームに完全に食い込んでいた時代の空気を伝えている。

一方でロックやオルタナティブ勢も健闘しており、4位にはオアシスのフロントマンだったノエル・ギャラガーが自身のバンド、ハイ・フライング・バーズ名義で「Ballad Of The Mighty I」をランクイン。ブリットポップ世代のレジェンドが、時代が変わっても独自の存在感を保ち続けていたことが分かる並びだ。5位にはB’zの「Las Vegas」がランクインしており、洋楽・邦楽が同じテーブルに並ぶミクスチャーな選曲がこの番組らしいところ。日本のロックシーンを長年牽引してきたバンドが、海外アーティストと肩を並べる形でチャートインしているのも興味深い。

6位のタキシードによる「Do It」は、当時じわじわと再評価が進んでいたシティポップ/ブギー・ファンクのリバイバルを感じさせるナンバーで、マイク・ザ・ドラマーとジェイク・ワン・キースというコンビが手がけるレトロ感覚あふれるグルーヴが心地よい。7位のFLOWERは、韓国発のポップグループと英国のガールズグループ、リトル・ミックスとのコラボレーションで、当時盛んだった国境を越えたコラボレーションの一例といえる。8位には三代目 J Soul Brothers From EXILE TRIBEの「EENY, MEENY, MINY, MOE!」が入り、EXILE TRIBE勢が国内シーンで圧倒的な存在感を放っていた時期であることを裏付けている。9位のホセ・ゴンザレスは、フォークとエレクトロニカを静かに融合させる独自の作風で知られ、賑やかなポップスの中に落ち着いた陰影を添える存在だった。そして10位にはチャットモンチーの「隣の女」がランクイン、邦楽ガールズロックの存在感も忘れずに刻まれている。

洋楽ではEDMとレジェンド勢が並び立ち、邦楽ではロック・ダンス・ポップスが多様に共存する。この週のTOP10は、そうした2015年前後の音楽シーンの縮図として振り返る価値がある一枚のスナップショットだったと言えるだろう。

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2015年3月22日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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