TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2013年8月4日放送)

TOKIO HOT 100 2013-08-04 放送回ランキング ランキング

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2013年8月4日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2013年8月4日放送回)。

この週の音楽シーン

2013年8月4日放送の「TOKIO HOT 100」で1位に立ったのは、サザンオールスターズの「ピースとハイライト」だった。この年はサザンにとって特別な意味を持つ一年で、活動再開を経て発表されたこの曲は、桑田�佐和子(桑田佳祐)らしい軽快なメロディの中に、社会や歴史への視線を織り込んだナンバーとして大きな話題を呼んだ。真夏の盛りにこの曲がチャートの頂点に立っていたことは、当時のリスナーの空気感をよく映し出している。テレビでもラジオでも「サザンが帰ってきた」という祝祭感が広がっていた時期であり、その熱量がそのままチャートに反映された格好だ。

TOP10全体を眺めると、2013年夏らしい多様性が見えてくる。2位には再結成後のBACKSTREET BOYSが名を連ね、洋楽ボーイズグループの復活組が日本のリスナーにもしっかり届いていたことがわかる。3位の安室奈美恵「HEAVEN」は、この時期の彼女らしいクールでミニマルなダンスチューンで、90年代から続くキャリアの中でも常に「今」の音を提示し続けていた姿勢が感じられる。4位のいきものがかり「笑顔」は、爽やかで開放的なメロディが夏の空気とよく合っており、当時のJ-POPシーンにおける王道バラード/アンセム路線を代表する存在だった。

5位に入ったDAFT PUNKの「GET LUCKY」は、この年を象徴する一曲と言っても過言ではない。ファレル・ウィリアムスの歌声とナイル・ロジャース由来のファンキーなギターカッティングが融合し、世界中のサマーヒットとなった曲がしっかり日本のチャートにも根を張っていたことが、この週のTOP10からも見て取れる。6位のクリープハイプ「ラブホテル」は、当時勢いを増していたロックバンドシーンの一端を示しており、尾崎世界観の独特な歌詞世界とバンドサウンドが若いリスナー層から支持を広げていた時期だった。

7位のAI「HANABI」は震災復興ソングとしても知られ、夏という季節性と重なって多くの人の心に残った曲だ。8位の斉藤和義「カーラジオ」は、ドラマ主題歌としても親しまれ、シンガーソングライターらしい肌感のある楽曲がミドルリスナー層に届いていたことを物語る。9位のTOWA TEI WITH RINGO SHEENA「APPLE」は、渋谷系からの流れを汲むTOWA TEIと椎名林檎という組み合わせ自体が話題性を持ち、洗練されたエレクトロサウンドがチャートに独自の色を添えていた。10位のJUSTIN TIMBERLAKEは、この年カムバックを果たしたばかりで、ソロアーティストとしての再始動が国際的にも大きな注目を集めていた。

この週のTOP10を通して見えるのは、邦楽ロック、J-POP、洋楽ダンスミュージック、そして復活組の存在感が同時に共存していた2013年夏の音楽シーンの縮図だ。「ピースとハイライト」が首位に立ったこの週は、単なる一過性のヒットではなく、日本の音楽史における一つの節目を感じさせるタイミングだったと言えるだろう。

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2013年8月4日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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