TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2009年11月15日放送)

TOKIO HOT 100 2009-11-15 放送回ランキング ランキング

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2009年11月15日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2009年11月15日放送回)。

この週の音楽シーン

2009年11月15日放送分の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」だった。同年6月25日に急逝したマイケルの死は世界中に衝撃を与え、その追悼と再評価の機運のなかで、ロンドン公演のリハーサル映像を軸にしたドキュメンタリー映画「THIS IS IT」が公開され、同名主題歌もあわせて注目を集めていた時期にあたる。生前最後に取り組んでいたステージの熱量を伝える楽曲として、この曲がチャート上位に置かれていたことは、2009年後半という一年を締めくくる時期の空気を象徴していたと言えるだろう。ポップスの王として君臨したアーティストの不在を惜しみながら、その音楽性を改めて聴き直す動きが世界的に広がっていた時季であり、日本のリスナーにとってもラジオの現場でその存在感を再確認する機会になっていたはずだ。

2位にはボン・ジョヴィの「WE WEREN’T BORN TO FOLLOW」がランクイン。長いキャリアを持つアメリカン・ロックの雄が、まっすぐなアンセム性を持つ楽曲で存在感を示していた。3位のJAY’EDによる「EVERYBODY」は、日本のR&B/ソウルシーンで歌唱力を武器に支持を集めていたシンガーの一曲で、洋楽と邦楽が同じチャートに並ぶ「TOKIO HOT 100」らしい構成のなかで異彩を放っていた。4位のSuperflyは「DANCING ON THE FIRE」で、力強いボーカルとバンドサウンドを持ち味とする国内アクトとして存在感を発揮しており、この時期のJ-POPシーンにおけるロック/ソウル寄りの女性ボーカリストの代表格だった。

5位にはノラ・ジョーンズの「CHASING PIRATES」。ジャズやアメリカーナの感触を持つ落ち着いた音楽性で、洋楽ファンの支持が厚かったアーティストがこの週も上位に入っていた。6位のスキマスイッチ「ゴールデンタイムラバー」、7位の平井堅「僕は君に恋をする」は、いずれも安定したメロディメイカーとしての地位を確立していたJ-POPアーティストの楽曲で、当時のドラマやCM起用などを通じて広く親しまれていた時期の空気を感じさせる。8位の大橋トリオ「WINTERLAND」は、宅録的な感性とソウルフルな声質で独自の存在感を放っていたアーティストの一曲で、季節感のあるタイトルも11月という放送時期にふさわしいものだった。

9位のマイケル・ブーブレ「HAVEN’T MET YOU YET」は、スタンダードポップスの語法を現代的にアップデートした歌声で世界的な人気を博していたシンガーの楽曲。10位のTHE BAWDIES「IT’S TOO LATE」は、ロックンロールやR&Bのルーツを現代のバンドサウンドで鳴らす国内バンドとして、当時ライブシーンでも評価を高めていた存在だった。こうして振り返ると、この週のTOP10は、伝説的アーティストの追悼的な注目と、国内外の多彩なジャンルのアーティストたちが同じ土俵で鳴り響いていた、2009年終盤ならではの一枚の音楽地図として読み解くことができる。

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2009年11月15日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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