TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2009年8月16日放送)

TOKIO HOT 100 2009-08-16 放送回ランキング ランキング

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2009年8月16日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2009年8月16日放送回)。

この週の音楽シーン

2009年8月16日放送の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、Superflyの「恋する瞳は美しい」だった。この年、Superflyはすでに「愛をこめて花束を」などのヒット曲を持ち、志摩遼平の力強いボーカルを武器に、ロックンロールを基調としながらもポップな親しみやすさを兼ね備えたサウンドで、幅広いリスナーの支持を集めていたバンドである。「恋する瞳は美しい」もまた、彼女の伸びやかな歌声と、疾走感のあるバンドサウンドが融合した楽曲で、夏の終わりに向かうこの時期のヘビーローテーションにふさわしい高揚感を持っていた。2009年という年は、邦楽シーンにおいてバンド・シンガーソングライター系のアーティストが安定した人気を保ちつつ、洋楽ヒットも自然にチャートへ溶け込んでいた時代だった。この週のTOP10を見渡しても、その多様性がよくわかる。2位にはMadonnaの「CELEBRATION」がランクインしている。彼女のベスト盤に収録された新曲で、キャリアを重ねてなお第一線であり続けるポップ・アイコンの貫禄を感じさせる一曲だった。8位にはMIKAの「WE ARE GOLDEN」もランクインしており、洋楽ポップスのカラフルでハイテンションな魅力が、この時期のTOKIO HOT 100のリスナー層にしっかり届いていたことがうかがえる。邦楽勢に目を向けると、3位にSCHOOL FOOD PUNISHMENTの「BUTTERFLY SWIMMER」が入っている。当時まだ新しい存在感を放っていたこのバンドは、繊細でエレクトロニックな質感とロックの熱量を併せ持つサウンドで、東京のシティポップ的な感性を更新する存在として注目されていた。6位の「のあのわ」による「ループ、ループ」も、当時のインディーズ~メジャー横断的なバンドシーンの多様さを物語る一曲だ。7位にはコブクロの「STAY」がランクインしている。デビューから長く第一線を走り続けてきた彼らの楽曲は、この時期も安定してチャートに顔を出しており、幅広い世代からの支持の厚さを感じさせる。9位のスガシカオ「PARTY PEOPLE」は、独特のグルーヴ感とファンクネスを持ち味とする彼らしい一曲で、日本のポップスにブラックミュージックの要素を自然に溶け込ませてきたアーティストとしての存在感を放っていた。10位の阿部真央「貴方の恋人になりたいのです」は、率直な言葉選びと生々しい感情表現で当時多くの共感を集めていたシンガーソングライターらしい楽曲である。こうして見渡すと、この週のチャートはロック、ポップ、洋楽ダンスミュージック、シンガーソングライターの楽曲が入り混じり、2009年という時代の音楽消費の豊かさを映し出している。CDセールスとラジオオンエア、そして口コミが並走していた時代の空気の中で、Superflyの伸びやかな歌声が1位に輝いたことは象徴的だ。荒削りな情熱と洗練されたポップセンスが同居する彼女の音楽性が、この夏、多くのリスナーの心を掴んでいたのだろう。

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2009年8月16日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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