TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2008年10月26日放送)

TOKIO HOT 100 2008-10-26 放送回ランキング ランキング

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2008年10月26日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2008年10月26日放送回)。

この週の音楽シーン

2008年10月26日、J-WAVE「TOKIO HOT 100」のトップに輝いたのは、OASISの「THE SHOCK OF THE LIGHTNING」だった。この曲は同年に発表されたアルバム『Dig Out Your Soul』からのシングルで、リアム・ギャラガーが単独で作詞作曲を手がけたことでも話題となった一曲だ。90年代のブリットポップ黎明期から長きにわたって英国ロックシーンを牽引してきたOASISが、2008年という時点でもなお第一線でヒットを飛ばしていたという事実は、彼らの息の長さを物語っている。ギターの疾走感とシンプルで力強いメロディは、まさに「ロックンロールとはこういうものだ」と言わんばかりの潔さを持っていた。 この週のTOP10を眺めると、当時の音楽シーンの多層性が見えてくる。2位には倖田來未の「TABOO」がランクインし、日本の女性アーティストによる洗練されたポップスが存在感を示している。3位の秦基博「フォーエバーソング」、8位のSPITZ「若葉」、10位のASIAN KUNG-FU GENERATION「藤沢ルーザー」といった顔ぶれからは、邦楽ロック・ポップスの層の厚さがうかがえる。特にSPITZやASIAN KUNG-FU GENERATIONは、それぞれ異なる世代から支持を集めるバンドとして、この時期も安定した人気を保っていたことがわかる。 一方で海外勢に目を向けると、5位のNE-YO「MISS INDEPENDENT」、9位のBEYONCE「IF I WERE A BOY」といったR&B/ソウル系の楽曲が並び、当時のアメリカの音楽シーンでこのジャンルがいかに強い存在感を放っていたかを感じさせる。特にBEYONCEはこの時期、ソロアーティストとしての地位を確固たるものにしつつあり、力強い女性像を歌に込める作風が支持を広げていた時期でもある。また6位にはMILEY CYRUSの「7 THINGS」がランクインしており、ディズニー発のティーンスターがポップチャートに進出してくる流れも、この頃から徐々に顕著になっていた。 4位のGIOVANCA「ON MY WAY」は、当時新鋭として注目を集めていたアーティストで、都会的でメロウな質感の楽曲がJ-WAVEのようなアーバンな空気感のステーションと相性が良かったことも記憶に残る。7位のERIC HUTCHINSONのようなシンガーソングライター系のポップスも、当時のFMラジオでは重要なポジションを占めていた。 こうして振り返ると、この週のTOP10は、英国ロックの重鎮による貫禄のロックンロールを頂点に、日本の邦楽ロック・ポップス、アメリカのR&B/ソウル、ティーンポップ、そしてシンガーソングライター系の楽曲までが混在する、実に多彩な一週間だったと言える。ジャンルも国境も軽やかに横断しながら、「今」を切り取っていくというラジオチャートならではの面白さが凝縮された放送回だったのではないだろうか。OASISの一曲が持つ普遍的なロックのカッコよさが、こうした多様な音楽の中心にどっしりと構えていたことも、この週の印象を強く残す要因になっていたはずだ。

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2008年10月26日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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