TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2005年1月9日放送)

TOKIO HOT 100 2005-01-09 放送回ランキング ランキング

本ページには広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト等)を含みます。

2005年1月9日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2005年1月9日放送回)。

この週の音楽シーン

2005年最初の営業週にあたる1月9日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いたのはORANGE RANGEの「花」だった。沖縄出身の5人組が全国区の人気を決定づけた楽曲であり、テレビドラマの主題歌としても広く親しまれ、年明けという節目にふさわしい清々しさとポップな高揚感を放っていた曲だ。バンドサウンドにラップパートを織り交ぜるスタイルは当時の邦楽シーンにおいて新鮮であり、ロック・ヒップホップ・J-POPの境界を軽やかに越えていく感覚が、幅広いリスナー層に支持された理由だろう。年始という時期に1位を飾ったことも象徴的で、新しい一年の始まりを彩るアンセムとして多くの人の記憶に残ったのではないだろうか。

この週のTOP10全体を見渡すと、洋楽・邦楽が拮抗しながら共存していた2000年代半ばらしいラインナップが並ぶ。2位にはDESTINY’S CHILDの「LOSE MY BREATH」。ビヨンセを擁するこのグループはR&B・ヒップホップのメインストリームを牽引しており、シャープなビートとダンサブルな展開が際立つ楽曲だった。4位のU2「VERTIGO」、5位のTHE CHEMICAL BROTHERS「GALVANIZE」も並び、ロックからエレクトロニカまで、洋楽の勢いが色濃く反映されていたことが窺える。特にケミカル・ブラザーズの楽曲はダンスミュージックとヒップホップの融合として話題を呼んでおり、クラブシーンとラジオの距離が近かった時代の空気を伝えている。

邦楽勢に目を向ければ、3位にYUKIの「JOY」。JUDY AND MARY解散後、ソロアーティストとして独自の世界観を確立しつつあった彼女らしい、透明感とポップさを兼ね備えた一曲だ。6位の平井堅「NOSTALGIA~S.W.K.MIX~」は、当時のヒットソングにリミックスを施して再びチャートに送り込むという手法自体が興味深く、一つの楽曲を多角的に楽しませる工夫が感じられる。7位のウルフルズ「暴れだす」は関西発のロックバンドらしいエネルギッシュな一曲で、8位にはEXILEの「HERO」。この頃のEXILEはパフォーマンス集団としての存在感を強めつつ、j-popシーンでの地位を着実に築いていた時期にあたる。9位のDREAMS COME TRUE「朝日の洗礼」、10位のOZOMATLIによる「SATURDAY NIGHT」まで含め、ジャンルも国籍も多彩な顔ぶれが並んでいる点は、当時のラジオが持っていた選曲の自由度と幅広さを物語っている。

2005年という年は、邦楽ではロックバンドやヒップホップ的要素を取り入れたグループが台頭し、洋楽ではR&B、エレクトロニカ、UKロックが同時多発的に存在感を示していた時期だ。このチャートはまさにその過渡期の空気を切り取ったスナップショットと言える。ジャンルの垣根を越えた選曲が並ぶTOP10は、当時のリスナーが多様な音楽体験を求めていたことの証左であり、今聴き返しても新しい発見がある一週間だったのではないだろうか。

🎧 この曲を聴くなら[PR]

2005年1月9日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

いい音で聴くなら[PR]

次の週(2005年1月16日) »

あわせて読みたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました