TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2022年9月18日放送)

TOKIO HOT 100 2022-09-18 放送回ランキング ランキング

本ページには広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト等)を含みます。

2022年9月18日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2022年9月18日放送回)。

この週の音楽シーン

2022年9月18日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いたのはBLACKPINKの「PINK VENOM」だった。この年の夏から秋にかけて、BLACKPINKは2年半ぶりとなるフルアルバム『BORN PINK』のリリースに向けて世界的な注目を集めており、その先行曲としてリリースされた「PINK VENOM」は、彼女たちの持つ強さと美しさを凝縮したような一曲だった。三味線を思わせる和のテイストを取り入れたトラックメイクは、K-POPがグローバルなポップミュージックの潮流を作り出しながらも、各地域の音楽的要素を柔軟に取り込んでいく姿勢を象徴していたように思う。攻撃的でありながらもキャッチーなフックを持つこの曲は、当時のチャートを席巻し、日本国内のリスナーにも強い印象を残した。

2位には、エルトン・ジョンとブリトニー・スピアーズという世代もジャンルも異なる二人がタッグを組んだ「HOLD ME CLOSER」がランクインしている。エルトン・ジョンの名曲「Tiny Dancer」などをサンプリングしたこの楽曲は、レジェンドと現代的なポップスターの融合という点で大きな話題を呼んだ。ブリトニーにとっては長らく続いた活動制限期間を経ての楽曲リリースであり、彼女のキャリアの新たな一歩としても注目された。

3位のAdo「新時代」は、映画『ONE PIECE FILM RED』の主題曲として大きな話題となった一曲だ。強烈な歌唱力とキャラクター性を持つAdoは、この年、邦楽シーンにおいて最も注目されたアーティストの一人であり、アニメ・映画とのタイアップを通じて幅広い世代に浸透していった。4位・7位にランクインしたThe 1975は、アルバム『Being Funny in a Foreign Language』を携えて、UKロックシーンの現在地を示すバンドとして存在感を放っていた。

邦楽勢では、5位にNulbarichの「MAGIC WAYS」、9位にtendreの「HAVE A NICE DAY」がランクインしており、洗練されたシティポップ・R&Bのテイストを持つ楽曲が、この時期の日本のポップスシーンにおいて一つの潮流を形成していたことがうかがえる。そして8位にはimaseの「NIGHT DANCER」。この楽曲はTikTokなどのSNSを起点に世界的な広がりを見せ、日本人アーティストが国境を越えてリスナーを獲得していく新しい形を体現していた。10位のKOJI KOJIによる「陶芸」も、ユニークなタイトルとサウンドで異彩を放つ存在だった。

このように、2022年9月18日のTOP10を見渡すと、K-POPのグローバルな存在感、レジェンドと現役スターのコラボレーション、映画タイアップによる邦楽ヒット、SNSを起点にした国際的なヒットの生まれ方など、当時の音楽シーンを特徴づける複数の潮流が交差していたことがわかる。BLACKPINKの「PINK VENOM」を頂点に置いたこの週のチャートは、ジャンルや国境を越えたポップミュージックの多様性を映し出す、印象深い一枚のスナップショットだったと言えるだろう。

🎧 この曲を聴くなら[PR]

2022年9月18日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

次の週(2022年9月25日) »

スピーカーで鳴らすなら[PR]

あわせて読みたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました