TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2020年7月5日放送)

TOKIO HOT 100 2020-07-05 放送回ランキング ランキング

本ページには広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト等)を含みます。

2020年7月5日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2020年7月5日放送回)。

この週の音楽シーン

2020年7月5日放送回のTOP10を振り返ると、まず目を引くのが1位に輝いた「RAIN ON ME」だ。レディー・ガガとアリアナ・グランデという、それぞれの時代でポップスの最前線を走ってきた二人が手を組んだこの曲は、当時発表されたガガのアルバム「クロマティカ」からのリードシングルとして大きな話題を呼んでいた。ダンスフロアを想起させる電子音とダイナミックなビートは、まさに2020年前半という特殊な時期において、多くのリスナーが外出もままならない中で音楽から高揚感を得ようとしていた空気感と重なる部分があったのではないだろうか。二人のボーカルが絡み合うサビの高揚感は、当時のポップシーンにおいても際立った存在感を放っていた。

2位にはサーフェセズとエルトン・ジョンによる「LEARN TO FLY」がランクイン。ベテランと新世代アーティストの共演という組み合わせ自体が、当時のポップミュージックにおける世代を超えたコラボレーションの流れを象徴していたように思う。3位のWONKによる「ROLLIN’」は国内バンドとして日本のシティポップやブラックミュージックの潮流を受け継ぐ存在として注目されていた頃であり、こうした洋楽と邦楽が同じチャートの中で並ぶ構成は「TOKIO HOT 100」らしい多様性を感じさせる。

中盤には4位「EVERYDAY」のマヒナ、5位「CAN’T REFUSE」のJ.LAMOTTAとすずめの共演、7位のレノン・ステラとチャーリー・プースによる「SUMMER FEELINGS」など、夏らしい爽やかなナンバーが並んでいるのも印象的だ。ちょうど夏の入り口という季節感が、選曲全体のムードにも表れていたのだろう。

邦楽勢では6位にあいみょんの「裸の心」、8位に星野源の「折り合い」がランクイン。星野源といえば、この年は自宅から発信する音楽の形が大きな話題となった時期でもあり、彼の楽曲がチャートに顔を出すこと自体が、当時のリスナーの支持の厚さを物語っている。あいみょんもまた、等身大の言葉選びと歌声で多くの共感を集めていた時期であり、二人の存在はこの週の邦楽勢の厚みを支えていたと言える。9位のぷにぷに電機「透明人間・オン・ザ・ビーチ」は、独特なユーモアと浮遊感のあるサウンドでリスナーに新鮮な驚きを与えていた一曲だ。

10位にはブラストラックスとサム・ヘンショウによる「CHANGE FOR ME」がランクインし、ソウルフルでグルーヴィーな洋楽ナンバーがTOP10を締めくくった。全体を通して見ると、この週のチャートは洋楽・邦楽問わず「夏」というキーワードと、当時多くの人が求めていた高揚感や解放感が色濃く反映された選曲だったように感じられる。特に1位の「RAIN ON ME」が象徴するように、困難な時代の中でこそポップミュージックが持つ力強さや希望が求められていたことを、このチャートは静かに物語っている。

🎧 この曲を聴くなら[PR]

2020年7月5日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

次の週(2020年7月12日) »

いい音で聴くなら[PR]

あわせて読みたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました