TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2013年12月15日放送)

TOKIO HOT 100 2013-12-15 放送回ランキング ランキング

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2013年12月15日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2013年12月15日放送回)。

この週の音楽シーン

2013年12月15日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いたのはワン・ダイレクションの「STORY OF MY LIFE」だった。イギリス発のボーイズグループとして世界的な人気を確立していた彼らは、この時期アルバム『Midnight Memories』を携えて勢いを増しており、アコースティックギターを基調にしたこの曲は、それまでのアップテンポなアイドルポップとは一線を画す、バンドサウンド寄りの表現へと歩みを進めていた時期の象徴的な一曲だったと言える。当時10代・20代のリスナーを中心に絶大な支持を集めていたグループが、日本のラジオチャートでもトップに立つというのは、洋楽ポップスがまだ日常的にヒットチャートの中心を担っていた時代性を感じさせるものだ。

2位以下を見渡すと、日本のヒップホップシーンを長年支えてきたRIP SLYMEの「SLY」がランクインしており、国内アーティストの存在感もしっかりと示されている。3位にはレディー・ガガがR・ケリーを迎えた「DO WHAT U WANT」が入り、当時のガガはアルバム『ARTPOP』を発表した直後で、挑戦的な作品性が話題を呼んでいた時期でもあった。4位のJUJUによる「星月夜」は、実力派シンガーとして安定した支持を得ていた彼女らしい、しっとりとした歌唱力が際立つ楽曲だ。5位にはブリトニー・スピアーズの「PERFUME」がランクインしており、彼女もこの時期『Britney Jean』というアルバムをリリースし、ポップアイコンとしての存在感を継続的に示していた。

6位に登場するゲスの極み乙女。の「キラーボール」は、当時まだ新進気鋭のバンドとして注目を集めていた彼らの代表曲のひとつであり、変拍子やジャズ的な要素を取り入れた独特の音楽性が新しい世代のロックリスナーに刺激を与えていたことがうかがえる。7位のビリー・ジョー・アームストロング(グリーン・デイ)とノラ・ジョーンズによる「LONG TIME GONE」は、パンクロックの重鎮とジャズ・ポップの歌姫という異色の組み合わせが実現したデュエットアルバムからの一曲で、ジャンルを超えたコラボレーションが当時話題となっていた。8位には三浦大知の「I’M ON FIRE」がランクイン。ダンスパフォーマンスと歌唱力を兼ね備えたアーティストとして、この時期から徐々に評価を高めていった様子が感じられる。

9位のアヴリル・ラヴィーンによる「ROCK N ROLL」は、彼女がセルフタイトルアルバムをリリースした際の一曲で、デビューから10年以上を経てもなお第一線で活躍し続けるロックシンガーとしての姿を示していた。10位のリリー・アレンによる「SOMEWHERE ONLY WE KNOW」は、キーンの名曲をカバーした一曲で、この年の彼女の復帰作となったアルバムの中でも印象的なトラックとして知られている。

このように2013年12月半ばのTOP10を眺めると、洋楽ポップスの大型アーティストたちが依然としてチャートの中心を占めつつ、日本のヒップホップやロック、実力派シンガーたちもしっかりと存在感を示しており、ジャンルも国籍も入り混じった多様性こそが、この時代のラジオチャートの魅力だったことが改めて感じられる。

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2013年12月15日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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