TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2014年11月23日放送)

TOKIO HOT 100 2014-11-23 放送回ランキング ランキング

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2014年11月23日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2014年11月23日放送回)。

この週の音楽シーン

2014年11月23日放送回のTOKIO HOT 100を振り返ると、1位に輝いたのはTAYLOR SWIFTの「SHAKE IT OFF」だった。この年、彼女はカントリー色の強かったこれまでの音楽性から大きく舵を切り、全面的なポップアルバム『1989』を発表している。その先行シングルとなった本作は、周囲の評価やゴシップを笑い飛ばすようなあっけらかんとした歌唱と、ホーンセクションを効かせた躍動感あるサウンドで、世界中のチャートを席巻した楽曲だ。アメリカのシンガーソングライターというイメージから、真にグローバルなポップスターへと変貌を遂げる転換点として、今なお象徴的に語られる一曲である。日本のラジオチャートでも1位に立ったという事実は、当時いかにこの曲が国境を越えて浸透していたかを物語っている。

2位には、OK GOの「I WON’T LET YOU DOWN」がランクインしている。ユニークなワンカット映像のミュージックビデオで知られるバンドらしく、この曲でもダンサーやドローン撮影を駆使した映像が話題を呼んだ。音楽と映像表現が不可分に結びついていくYouTube時代の象徴的な存在として、彼らの活動は当時のポップミュージックのあり方そのものを更新していたと言える。

邦楽勢に目を向けると、3位に椎名林檎「走れゎナンバー」、4位にSUPERFLY「愛をからだに吹き込んで」がランクインしている。椎名林檎は独自の言葉選びとアレンジで唯一無二の世界観を貫き続けており、この時期も日本のポップスの中で異彩を放つ存在だった。SUPERFLYは力強いボーカルを軸にしたロック・ソウル的なアプローチで、タイアップを通じて幅広い層にリーチしていた時期でもある。5位の家入レオ「SILLY」は、若手シンガーソングライターとして繊細な感情表現を得意とする彼女らしい一曲で、当時のJ-POPにおける「歌唱力型」新人の台頭を感じさせる。

6位のFOO FIGHTERSは、デイヴ・グロールを中心とした活動が精力的に展開されていた時期で、ロックバンドとしての存在感を安定して示していた。7位のKANA-BOON「シルエット」は、ロックバンドがタイアップを通じて一気にお茶の間レベルの知名度を獲得していく、2010年代前半の邦ロックシーンの勢いを象徴する一曲だ。8位の西野カナ「好き」は、恋愛の機微をストレートな言葉で綴るスタイルで若年層から絶大な支持を集めていた彼女らしい仕上がりとなっている。9位のAVICIIは、EDMブームが世界的な音楽潮流として定着していた時代を象徴するアーティストであり、この「THE DAYS」でもエモーショナルなメロディとダンスミュージックを融合させている。10位のaiko「あたしの向こう」は、独特の言葉遣いと親しみやすいメロディで長年支持を集め続けてきた彼女らしい存在感を放っている。

こうして並べてみると、この週のTOP10はグローバルなポップ・EDMの潮流と、邦楽ロック・J-POPの多様な個性が同居する、2014年後半という時代の空気を凝縮したラインナップだったと言えるだろう。

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2014年11月23日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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