TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2015年9月6日放送)

TOKIO HOT 100 2015-09-06 放送回ランキング ランキング

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2015年9月6日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2015年9月6日放送回)。

この週の音楽シーン

2015年9月6日放送の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、椎名林檎の「長く短い祭」だった。この曲は、日本という国そのものを俯瞰するようなスケール感と、椎名林檎ならではの言葉選びの鋭さが同居した楽曲として、当時大きな話題を呼んでいた記憶がある。派手なサウンドプロダクションと、どこか祝祭的でありながら儚さもにじませるメロディラインは、彼女がソロ活動を続けてきた中でも独特の存在感を放つ一曲だったと言える。TOKIO HOT 100というリスナー参加型のチャートで1位を獲得したという事実からも、当時の東京のオーディエンスがこの曲の持つエネルギーに強く反応していたことがうかがえる。

2位には、ハナレグミの「おあいこ」がランクインしている。永積タカシによる柔らかく温かみのある歌声は、椎名林檎の鋭さとは対照的な癒やしを聴き手にもたらしていたはずで、この対比自体がその週のチャートの面白さを物語っている。3位にはBON JOVIの「SATURDAY NIGHT GAVE ME SUNDAY MORNING」がランクイン。ベテランロックバンドが海外での新作を引っさげて、日本の週間チャートにもしっかり食い込んでいたことは、当時の洋楽ロックファンにとっても嬉しいニュースだったに違いない。

4位の家入レオ「君がくれた夏」は、夏の終わりを感じさせるタイミングでのランクインとして印象的だ。伸びやかな歌唱力を持つ彼女の楽曲が、季節感のあるJ-POPとしてリスナーの心をとらえていたのだろう。5位にはテイラー・スウィフトの「SHAKE IT OFF」。前年にリリースされたこの曲は、彼女がカントリーからポップへと軸足を移す転換点となった楽曲であり、2015年になってもなお高い人気を保っていたことが、このランクインからも見て取れる。

6位のKANA-BOON「ダイバー」は、当時勢いを増していた邦楽ロックバンドシーンを象徴する存在として耳に残る。7位のRedFoo feat. Stevie Wonderという組み合わせも興味深く、ダンスミュージックの文脈にソウルの重鎮が絡むという、ジャンルを超えたコラボレーションの面白さがあった。8位の秦基博「Q&A」は、シンガーソングライターとしての誠実な歌詞世界を持つ楽曲として、邦楽ファンの支持を集めていたはずだ。9位のVintage Trouble feat. Kamilah Marshallは、ロックンロールとソウルを融合させたバンドサウンドで、洋楽の奥深さを伝える存在だった。10位にはアリシア・キーズの「28 Thousand Days」がランクインしており、ベテランR&Bシンガーとしての貫禄を感じさせるナンバーだった。

こうして振り返ると、この週のTOP10は邦楽・洋楽、新旧のアーティストが入り混じり、多様な音楽性が共存していたことがよくわかる。椎名林檎という唯一無二の個性が1位に輝いたことは、2015年という時代の東京のリスナーが、尖った表現に対しても真摯に耳を傾けていたことの証だったのではないだろうか。

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2015年9月6日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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