TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2023年6月25日放送)

TOKIO HOT 100 2023-06-25 放送回ランキング ランキング

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2023年6月25日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2023年6月25日放送回)。

この週の音楽シーン

2023年6月25日放送回のTOP10を振り返ると、首位に輝いたのはデュア・リパの「DANCE THE NIGHT」だった。この曲は映画『バービー』の実写化企画に合わせて制作された楽曲群のひとつとして登場し、公開前から大きな話題を集めていた。作曲・プロデュースにはマーク・ロンソンやアンドリュー・ワイアットら、デュア・リパ自身の代表曲を手がけてきた布陣が名を連ね、ディスコ〜ダンスポップの系譜を令和の感触でアップデートした一曲に仕上がっている。きらびやかなストリングスと四つ打ちのビートが交差するサウンドは、まさに「映画のための一曲」でありながら、単体のシングルとしても十分に強度を持っていたのが印象的だ。当時、映画のティザーやトレーラーが次々と公開されるタイミングと重なり、楽曲がラジオでもオンエアされる機会が増えていた時期にあたる。

2位には、ジョン・バティステとNewJeansら国境も世代も超えた顔ぶれによる「BE WHO YOU ARE (REAL MAGIC)」がランクイン。ここにNewJeansの名前が並んでいること自体が、2023年前半のK-POPシーンの勢いを象徴していた。3位のザ・ウィークエンド、プレイボーイ・カーティ、マドンナによる「POPULAR」も、HBOドラマ『ジ・アイドル』関連作として注目された一曲で、この時期は映像作品とポップミュージックが強く結びついたリリースが目立つ。マドンナは10位の「VULGAR」(サム・スミスとの共演)でも同時にランクインしており、ベテランがなお現行のチャートに存在感を示していたことがわかる。

邦楽勢では、imaseの「NAGISA」が5位につけている。TikTokなどのSNSを起点に若いリスナー層から支持を広げ、シティポップ的な質感を持つメロディが国内外で再評価される流れの中にあった楽曲だ。8位のUA「会いにいこう」は、キャリアを重ねたアーティストならではの深みのある歌声が、瞬発力重視になりがちなチャートの中で異彩を放っていた。9位のBTS「TAKE TWO」は、グループとしての節目にリリースされたことでも話題になった楽曲で、ファンダムの熱量がチャートにも反映されていたと言える。

6位のジョナス・ブラザーズ「SUMMER BABY」、7位のジャングル「DOMINOES」も含め、この週のTOP10は夏の訪れを感じさせる高揚感のある楽曲が多く並んでいた。ダンスミュージック、K-POP、日本語詩のシティポップ的表現、そして映画とタイアップした大型プロジェクトが同居する構成は、当時のグローバルな音楽消費のあり方をそのまま切り取ったような多様性を見せている。ストリーミングとSNSが同時にヒットを牽引する時代性の中で、デュア・リパの「DANCE THE NIGHT」が首位を飾ったことは、ポップミュージックの「踊れる高揚感」への回帰を象徴する出来事だったと言えるだろう。

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2023年6月25日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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