TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2024年11月10日放送)

TOKIO HOT 100 2024-11-10 放送回ランキング ランキング

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2024年11月10日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2024年11月10日放送回)。

この週の音楽シーン

2024年11月10日放送回の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、トップに輝いたのはROSÉ&ブルーノ・マーズによる「APT.」だった。BLACKPINKのROSÉという韓国発のポップアイコンと、アメリカの音楽シーンで長年愛されてきたブルーノ・マーズという組み合わせ自体が、この時代の音楽シーンの縮図のように感じられる。K-POPとアメリカンポップスの垣根がほとんど意識されず、むしろ両者が手を組むことでより大きなうねりを生み出す。そんな国境を越えたコラボレーションが当たり前になった時代の空気を、この曲は象徴していたように思う。飲み会などで使われる韓国語の掛け声を取り入れたキャッチーなフレーズも印象的で、言語の壁を軽々と越えて世界中でリスナーの耳に残った楽曲だったのではないだろうか。

この週のTOP10を眺めると、実に多彩な顔ぶれが並んでいる。2位にはXGの「IYKYK」。日本発でありながらグローバル基準のパフォーマンスとサウンドプロダクションを追求するXGは、この時期すでに国内外で存在感を強めていたガールズグループだ。3位にはレディー・ガガの「DISEASE」がランクイン。ポップミュージックの最前線を走り続けてきたアーティストが、新たな一手を打ち出してきたタイミングでもあった。4位のONE OK ROCK「DYSTOPIA」は、日本のロックバンドとして世界を意識した音作りを続けてきたグループの新たな挑戦を感じさせる一曲だ。

邦楽勢では5位にJIJIM「デイジーレイニー」、6位にKing Gnu「ねっこ」、10位にVAUNDY「風神」がランクインしている。King Gnuは独自の音楽性でJ-POPシーンに新しい風を吹き込み続けてきたバンドであり、Vaundyもまたジャンルを軽やかに横断しながら支持を広げてきたアーティストだ。こうした顔ぶれが洋楽勢と肩を並べてチャートインしている様子からは、当時のリスナーが国内外の垣根なく音楽を楽しんでいた空気感が伝わってくる。

また7位にはカイリー・ミノーグ「LIGHTS CAMERA ACTION」、9位にはタイラ「PUSH 2 START」がランクイン。カイリー・ミノーグはベテランとして長年ダンスポップの第一線を歩んできたアーティストであり、タイラは南アフリカ発のアマピアノというジャンルをグローバルに広めた新世代の代表格だ。8位にはPENTHOUSEと9m88による「KITCHEN」がランクインしており、アジアのシーンならではの感性が光る楽曲としてリストに彩りを添えている。

こうして改めて見返すと、この週のTOP10は特定の地域やジャンルに偏ることなく、実に多様な音楽的背景を持つアーティストたちが並んでいたことがわかる。K-POP、J-POP、UKポップ、アマピアノなど、それぞれのルーツを持つ楽曲が同じチャートの中で共存していたこと自体が、当時のグローバルな音楽シーンの豊かさを物語っている。「APT.」が1位に立ったこの週は、まさにそうした多様性が一つの頂点として結実した瞬間だったのかもしれない。

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2024年11月10日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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