TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2013年11月17日放送)

TOKIO HOT 100 2013-11-17 放送回ランキング ランキング

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2013年11月17日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2013年11月17日放送回)。

この週の音楽シーン

2013年11月17日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いたのはKATY PERRYの「ROAR」だった。この年、彼女は前作「PRISM」を引っさげて世界的な存在感を発揮しており、「ROAR」はその先行シングルとして各国のチャートを席巻していた楽曲だ。力強く自己肯定感を歌い上げるメッセージ性と、耳に残るシンプルなフックが特徴で、当時のポップシーンにおいて「自分らしくあること」を後押しするアンセムとして広く受け入れられていた印象がある。2013年という年は、ポップスの主戦場がよりダンサブルでエネルギッシュな方向に振れていた時期でもあり、KATY PERRYのようなメガスターがそうした流れを牽引していたことがうかがえる。

2位にはLADY GAGA feat. R.KELLYの「DO WHAT U WANT」がランクイン。こちらも同時期にリリースされたアルバム「ARTPOP」からの一曲で、当時のLADY GAGAは音楽性の実験と挑発的な表現を両立させながら、なおもチャートの上位に食い込む存在感を放っていた。KATY PERRYとLADY GAGAという、2010年代前半のポップシーンを象徴する二人がTOP2を占めていたこの週は、まさに「女性ポップスターの時代」を象徴する並びだったと言えるだろう。

一方で、洋楽勢に混じって存在感を示していたのが3位の家入レオ「太陽の女神」だ。伸びやかで芯のある歌声を持つシンガーソングライターとして注目を集めていた彼女の楽曲が、海外の大型アーティストと肩を並べてTOP3入りしていることは、当時の邦楽シーンの層の厚さを物語っている。さらに6位にはKANA-BOONの「1.2. STEP TO YOU」、9位にはOKAMOTO’Sの「SEXY BODY」がランクインしており、若手バンドが勢いを増していた時期でもあったことがわかる。ロックバンドシーンの新陳代謝が進み、フェスシーンとも連動しながら存在感を強めていた頃だ。

また、10位の木村カエラ×XXX×石野卓球による「FUNKYTOWN」のようなコラボレーション楽曲がチャートインしているのも興味深い点だ。ジャンルを超えたアーティスト同士の共演は、この時期の音楽シーンの柔軟さや実験精神を象徴していると言える。4位のROBERT GLASPER EXPERIMENTのように、ジャズ/ヒップホップ/ソウルを横断するクロスオーバー的なサウンドが評価されていたことも、当時のリスナーの耳が多様化していたことを示している。

7位のEMINEM feat. RIHANNA「THE MONSTER」は、両者の圧倒的な知名度とドラマティックな楽曲構成で世界的にヒットしていた一曲であり、8位のPAUL McCARTNEYの「NEW」は、ベテランでありながら現役感を失わないアーティストの底力を感じさせる。5位のAVRIL LAVIGNEもまた、2000年代から続くキャリアを持ちながら新しい楽曲で存在感を示していた。こうして見渡すと、この週のTOP10は世界的スターから邦楽の新鋭バンド、ジャンル横断のコラボまでを内包した、実に多層的なラインナップだった。KATY PERRYの「ROAR」を頂点に、2013年秋という時代の空気を凝縮した一週間だったと言えるだろう。

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2013年11月17日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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