TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2005年7月3日放送)

TOKIO HOT 100 2005-07-03 放送回ランキング ランキング

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2005年7月3日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2005年7月3日放送回)。

この週の音楽シーン

2005年7月3日放送分の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、TOP10には当時の洋楽シーンの勢いがそのまま刻み込まれている。1位に輝いたのはJAMIROQUAIの「FEELS JUST LIKE IT SHOULD」。ジェイ・ケイ率いるこのUKバンドは90年代からアシッドジャズやファンクの文脈で独自の存在感を放ってきたが、この曲でもファルセットを交えたグルーヴィーなヴォーカルと、ダンスフロアを意識したビートが健在で、彼らのキャリアの中でも脂の乗った一曲として記憶されている。夏の到来を告げるようなタイトなリズムと、開放的でありながらどこか都会的な質感は、まさに7月の空気にふさわしい選曲だったと言えるだろう。

2位には、UKロックの旗手として世界的な支持を集めていたCOLDPLAYの「SPEED OF SOUND」がランクイン。荘厳でありながらポップな響きを持つこの曲は、彼らがスタジアムクラスのバンドへと駆け上がっていく過程を象徴する一曲であり、当時のロックシーンの中心にいたことを物語っている。3位のBACKSTREET BOYSは90年代から続くボーイズグループの系譜を継ぎつつ、大人びたサウンドで再評価が進んでいた時期の楽曲だ。

4位と10位にBLACK EYED PEASがランクインしている点も見逃せない。「DON’T PHUNK WITH MY HEART」はヒップホップとポップスを融合させた彼らのスタイルが確立されつつあった時期の作品で、この後のワールドワイドな躍進を予感させるものだった。5位のBENNIE Kは、日本のヒップホップ/ラップシーンを牽引した女性デュオとして、洋楽と肩を並べる形でチャートインしているのが興味深い。国内アーティストがこうした国際色豊かなチャートに割って入ってくること自体、当時のシーンの多様性を示している。

6位のAMERIEによる「1 THING」は、ドラムブレイクを大胆に使ったトラックメイクで話題を呼んだR&Bの一曲。7位にはYUKIの「ドラマチック」がランクインしており、邦楽ロック/ポップスのフィールドから彼女らしいポップセンスが光る楽曲として存在感を放っている。8位のROYKSOPPはノルウェー出身のエレクトロニカ/ダウンテンポの旗手で、当時のクラブミュージックシーンの奥行きを感じさせる選曲だ。9位のFOO FIGHTERSは、デイヴ・グロール率いるバンドとして「BEST OF YOU」でロックの骨太さを見せつけている。

こうして並べてみると、2005年夏のTOP10は、UKロックの隆盛、ヒップホップ/R&Bのポップ化、そしてエレクトロニカや邦楽ポップスまでを横断する幅の広さを持っていたことがわかる。JAMIROQUAIが首位に立ったこの週は、ジャンルの垣根が緩やかに溶け合いながらも、それぞれの個性がくっきりと際立っていた時代の空気を象徴している。今聴き返しても色褪せない普遍的なグルーヴが、当時のリスナーを踊らせていたのだろう。

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2005年7月3日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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