TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2024年10月27日放送)

TOKIO HOT 100 2024-10-27 放送回ランキング ランキング

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2024年10月27日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2024年10月27日放送回)。

この週の音楽シーン

2024年10月27日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、この週のトップに立ったのはXGの「IYKYK」だった。日本発でありながら海外拠点を軸にグローバル展開を続けてきたXGは、この時期すでに国内外のリスナーから確固たる支持を得ており、洗練されたビートとパフォーマンス力を武器に独自のポジションを築いていたグループだ。「IYKYK」というタイトルは「If You Know You Know(知る人ぞ知る)」の略として知られる言い回しで、コアなファンダムとの結びつきを強く意識させるような時代の空気を感じさせるナンバーだったと言える。1位という結果は、彼女たちが単なる話題性だけでなく、楽曲そのものの強度でチャートを制する存在になっていたことを示しているだろう。

2位にはLISAの「MOONLIT FLOOR」がランクイン。BLACKPINKのメンバーとしての活動に加え、ソロアーティストとしての存在感をさらに強めていた時期であり、K-POPのトップランナーが個人名義でどこまで日本のチャートに食い込めるかという点でも注目度の高い一週だったはずだ。同じくK-POP関連では10位にJENNIEの「MANTRA」も入っており、この週はBLACKPINKメンバーのソロ楽曲が複数ランクインする形となった。グループとしての人気を土台にしながら、それぞれが個としての音楽性を打ち出していく流れが、この時期のK-POPシーンを象徴していたと言えるだろう。

洋楽勢にも目を向けると、3位にはCOLDPLAYとAYRA STARRによる「GOOD FEELINGS」がランクイン。長年にわたり世界的なロックバンドとして君臨してきたCOLDPLAYが、ナイジェリア出身の新世代シンガーAYRA STARRとタッグを組むという組み合わせ自体が、ジャンルや世代を越えたコラボレーションが当たり前になっていた当時の音楽シーンをよく表している。4位のROSEとBRUNO MARSによる「APT.」も同様に、K-POPとアメリカン・ポップスの橋渡しをするような一曲で、この週のチャート全体がボーダーレスな音楽の混ざり合いを体現していたことがうかがえる。

国内勢では、9位にCREEPY NUTSの「オトノケ」がランクイン。ラップとトラックメイキングの妙で幅広い層に支持を広げてきた二人組が、この時期も安定して上位に食い込んでいたことがわかる。また6位にはハナレグミがIRIをフィーチャリングした「雨上がりのGOOD DAY」が入り、日本のシンガーソングライターの系譜と現在進行形のボーカリストが交差する組み合わせも印象的だ。5位のBABY CANTAによる「ビビってバビってブー」のようなユニークなタイトルの楽曲がランクインしていた点も、この週のチャートの多様性を物語っている。

こうして並べてみると、この週のTOP10はK-POP、洋楽ロック、アフロビーツ的要素、そして日本のラップやフォークの流れまでもが同居する、ジャンルの境界が曖昧になった時代の一断面を切り取っていたと言える。XGの「IYKYK」が1位に立ったことは、そうした多様性の中でも独自のスタイルを貫く存在が支持を集めていたことの証左であり、当時のリスナーがどのような音楽体験を求めていたのかを考えるうえでも興味深い一週だったのではないだろうか。

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2024年10月27日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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