TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2024年6月16日放送)

TOKIO HOT 100 2024-06-16 放送回ランキング ランキング

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2024年6月16日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2024年6月16日放送回)。

この週の音楽シーン

2024年6月16日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、まず目を引くのは1位に輝いたBILLIE EILISHの「BIRDS OF A FEATHER」だ。この時期、彼女は3rdアルバム「HIT ME HARD AND SOFT」を携えて、再び世界中のリスナーの耳を惹きつけていた。ビリー・アイリッシュといえば、10代でシーンに登場して以来、囁くようなヴォーカルと兄フィニアス・オコネルとの緊密なプロデュースワークで独自の世界観を築いてきたアーティストだが、「BIRDS OF A FEATHER」ではよりオーガニックでバンド的な質感を打ち出し、成熟したソングライティングの深化を感じさせた。同時に5位には同アルバムから「LUNCH」もランクインしており、1組のアーティストが2曲同時にTOP10入りするという事実そのものが、当時の彼女の存在感の大きさを物語っている。 この週のチャート全体を眺めると、洋楽・邦楽・K-POP的感性を持つプロジェクトが混在しており、2024年という年の音楽シーンの多層性がよく表れている。2位のGINGER ROOTは、シティポップやAORの美学をレトロフューチャーな感覚で再解釈するプロジェクトとして注目を集めていた存在で、この時期の「和製シティポップ再評価」の潮流とも呼応する形で支持を広げていた。3位のNULBARICH & SUNNY feat. UMIは、国内シーンのブラックミュージック的洗練と国際的なコラボレーションが自然に結びつく、まさに2020年代らしいクロスオーバーの一例だ。 4位には米津玄師の「毎日」がランクイン。米津玄師は既に邦楽シーンにおいて別格の存在感を放っていたが、この曲でもポップスとしての強度と繊細な言葉選びの両立が光っていた。邦楽の中でも突出したソングライティング力を持つアーティストが、洋楽の話題作と同じテーブルに並ぶのが「TOKIO HOT 100」らしい光景である。 7位のSABRINA CARPENTER「ESPRESSO」は、この夏を象徴するサマーアンセムとして世界的に鳴り続けていた楽曲で、軽やかなポップネスとウィットに富んだ歌詞世界が話題を呼んだ。8位のPOST MALONE feat. MORGAN WALLENは、ヒップホップ/ポップのフィールドにいたポストマローンがカントリーへと接近していく象徴的なコラボレーションとして、ジャンルの越境という2024年らしいテーマを体現していた。 そして9位・10位にはNewJeansが「How Sweet」「Bubble Gum」で2曲ランクイン。K-POPのフォーマットにY2K的なポップセンスとローファイな質感を融合させた彼女たちのサウンドは、世代を超えて幅広いリスナー層に届いていた。 こうして並べてみると、この週のTOP10は、ビリー・アイリッシュを頂点に、邦楽・洋楽・K-POP・ジャンル越境ポップスが渾然一体となった、まさに2024年半ばの音楽シーンの縮図と言えるプレイリストだった。

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2024年6月16日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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