TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2024年1月21日放送)

TOKIO HOT 100 2024-01-21 放送回ランキング ランキング

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2024年1月21日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2024年1月21日放送回)。

この週の音楽シーン

2024年1月21日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、栄えある1位に輝いたのはUMIとBTSのVによるコラボレーション「WHEREVER U R」だった。この組み合わせ自体が当時、大きな話題を呼んだことは記憶に新しい。UMIは日本にもルーツを持つシンガーソングライターとして知られ、繊細な歌声とジャンルを横断する柔軟な音楽性でリスナーの心をつかんできたアーティストだ。一方のVは、世界的なグループBTSのメンバーとして活動しつつ、ソロでも独自の音楽性を追求してきた。二人の共演が実現したこと自体が、K-POPとUSインディー/R&Bシーンの垣根がますます低くなっていることを象徴する出来事だったと言える。この時期は、BTSのメンバーそれぞれが兵役を経験しながらもソロ活動を続け、グループとしての活動休止期間中も個々の才能を発信し続けていたタイミングでもあった。そうした中でのこのコラボレーションは、ファンにとっても新鮮な驚きとともに受け入れられたはずだ。

TOP10全体を眺めると、この週は洋楽と邦楽が絶妙なバランスで並んでいたことがわかる。星野源の「光の跡」やヨルシカの「晴る」、Official髭男dismの「SOULSOUP」といった、日本の音楽シーンを牽引する常連アーティストたちの楽曲が上位に食い込む一方で、Pharrell Williams、Rauw Alejandro、Swae Leeによる「AIRPLANE TICKETS」のような多国籍なコラボレーションも4位につけている。さらに6位にはLiam GallagherとJohn Squireという、UKロックの歴史を語る上で欠かせない二人の名前が並んでいるのも興味深い。OasisとThe Stone Rosesという、90年代ブリットポップ/マンチェスターシーンを代表するミュージシャンたちがタッグを組んだこと自体、ロックファンにとっては感慨深い出来事だっただろう。

8位のJung Kook feat. Usherによる「Standing Next to You」のUsher Remixも見逃せない。BTSのジョングクがソロアーティストとしての存在感を示しつつ、R&Bのレジェンドであるアッシャーと共演したことは、K-POPとアメリカのポップス/R&Bシーンとの距離がさらに縮まっていることを物語っている。この曲もまた、Vの「WHEREVER U R」と並んで、BTSメンバーの個々の活動がいかに国際的な広がりを見せていたかを示す好例だ。

邦楽勢では9位にVaundyの「タイムパラドックス」、10位にレトロリロンの「TOMODACHI」がランクインしており、新しい世代のアーティストたちが着実にリスナーの支持を集めていたことも伝わってくる。CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINの「空とぶ東京」が7位に入っているのも、この時期ならではの多様な音楽性の表れと言えるだろう。

こうして振り返ると、この週のチャートは単なる人気曲のランキングにとどまらず、2024年初頭という時代の空気そのものを映し出していたように思える。K-POPアーティストのソロ活動が国境を越えたコラボレーションへと発展し、UKロックの伝説的存在が再びタッグを組み、日本の音楽シーンも独自の個性を保ちながら存在感を放つ。ジャンルや国籍を超えた音楽の交わりが、リスナーにとって新たな発見と感動をもたらした一週間だったのではないだろうか。

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2024年1月21日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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