TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2022年5月22日放送)

TOKIO HOT 100 2022-05-22 放送回ランキング ランキング

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2022年5月22日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2022年5月22日放送回)。

この週の音楽シーン

2022年5月22日の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、リゾことLizzoの「About Damn Time」だった。この曲が持つ躍動感のあるベースラインとファンクのグルーヴは、まさにこの時期の空気を象徴していたと言える。世界的にパンデミックからの回復期にあたるこの年、人々が再びダンスフロアやライブ会場に戻り始めたタイミングで、Lizzoのポジティブで開放的なサウンドは強く求められていたのではないか。フルート奏者としての一面も持つ彼女らしく、楽曲にはただの享楽ではない知性と技巧が透けて見える。自己肯定感をテーマにした彼女の姿勢は、コロナ禍を経て「今この瞬間を楽しもう」というムードと重なり合っていたように思える。

この週のTOP10を見渡すと、ジャンルも国籍も実に多彩だ。2位にはSUPERSHYの「HAPPY MUSIC」、3位にはHARUYの「SWIMMER」がランクインし、国内の新しい才能が上位に食い込んでいる点も興味深い。4位のLady Gaga「Hold My Hand」は、映画『トップガン マーヴェリック』のために書き下ろされた楽曲で、彼女らしいドラマティックなバラードとして存在感を放っていた。5位のWONK「MIGRATORY BIRD」は、日本のシティポップ/ジャズファンク系バンドとして着実にファンを増やしていたグループで、洗練されたサウンドプロダクションが持ち味だ。

6位のOfficial髭男dismによる「ミックスナッツ」は、当時放送されていたテレビドラマの主題歌として広く知られており、バンドらしいキャッチーなメロディとポップセンスが際立つ一曲だった。7位にはHarry Stylesの「As It Was」がランクイン。ノスタルジックなシンセサウンドと軽やかなヴォーカルが印象的で、この年のポップミュージックを代表する存在感を放っていた曲でもある。8位の秦基博「TRICK ME」は、シンガーソングライターとしての表現力の幅を感じさせる楽曲で、日本の歌詞世界の豊かさを再認識させてくれる。9位のbeabadoobee「See You Soon」は、UKのインディー・ロックシーンから登場した若手アーティストらしい、瑞々しい音像が魅力だ。10位のさらさ「AMBER」も、国内の新世代アーティストとしての存在感を示していた。

こうして並べてみると、この週のTOP10は洋楽・邦楽、メジャー・インディー、ベテラン・新人が入り混じった、まさに多様性を体現するラインナップだったことがわかる。Lizzoの1位はその中でも象徴的で、パンデミックを経た世界が音楽に求めていたもの――解放感、身体性、そして肯定的なメッセージ――を体現していたのではないだろうか。当時のラジオから流れていたこの一曲を今聴き直すと、あの時代特有の空気感がふと蘇ってくるような感覚を覚える。

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2022年5月22日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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