TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2021年10月10日放送)

TOKIO HOT 100 2021-10-10 放送回ランキング ランキング

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2021年10月10日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2021年10月10日放送回)。

この週の音楽シーン

2021年10月10日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、頂点に立っていたのはコールドプレイとBTSが共作した「MY UNIVERSE」だった。世界的なロックバンドと、K-POPを代表するグループの共演というだけで大きな話題になった一曲で、言語も文化的背景も異なる二組が一つの曲の中で歌声を重ねる様は、当時のポップミュージークが国境やジャンルの垣根をどんどん越えていく流れを象徴していたように思う。あの頃はまだコロナ禍の影響が色濃く残っていた時期でもあり、直接会って制作するのが難しい状況の中でも、こうした大規模なコラボレーションが実現し、リスナーに届けられていたことを思うと、音楽が持つ力強さを改めて感じさせられる出来事だった。

TOP10全体を見渡すと、この週のチャートは非常に多国籍で、ジャンルの幅広さも際立っている。2位にはBE:FIRSTの「Shining One」がランクインしており、日本の新世代ボーイズグループが本格的に台頭してきた時期だったことがうかがえる。デビュー直後から圧倒的な歌唱力とダンスパフォーマンスで注目を集めていた彼らの存在感は、このチャートの中でも際立っていた。また8位にはLISAのソロデビュー曲「LALISA」が入っており、BLACKPINKのメンバーが個々の活動でも世界的な存在感を発揮し始めていたことを物語っている。K-POPのグローバル展開が一段と加速していた時代だったと言えるだろう。

邦楽勢では、5位にaikoの「食べた愛」、9位に藤井風の「燃えよ」がランクインしている点も印象的だ。aikoは長年にわたって独自の音楽性を貫きながらリスナーの心を掴み続けてきたアーティストであり、この時期も変わらぬ存在感を示していた。一方、藤井風は独特の歌声とソウルフルな楽曲で急速にファンを増やしていた新世代のアーティストであり、邦楽シーンに新しい風を吹き込んでいた存在だった。この二組が並んでチャートインしていること自体が、当時の邦楽の多様性を物語っている。

洋楽勢に目を向けると、4位にはエド・シーランの「Shivers」、6位にはアンダーソン・パークの「Fire In The Sky」、10位にはチャーリーXCXの「Good Ones」がランクインしており、それぞれ異なる音楽性を持つアーティストたちが並んでいた点も興味深い。ポップス、ソウル、エレクトロポップと、ジャンルの垣根を越えた選曲が並ぶことで、当時のグローバルなヒットチャートの多様性が浮かび上がってくる。3位のOSLO IBRAHIM「Baby Don’t Let Me Go」や7位のTENDRE feat. SIRUPによる「Endless」など、国内外の新しいアーティストたちが着実に存在感を示していたのもこの時期の特徴だ。

こうして改めてこの週のTOP10を眺めてみると、2021年秋という時期が、世界的なコラボレーションの潮流と、日本国内の新世代アーティストの台頭が同時進行していた、非常にダイナミックな瞬間だったことが浮かび上がってくる。コールドプレイとBTSという組み合わせが1位に輝いたことは、まさにその象徴だったと言えるだろう。

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2021年10月10日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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