TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2021年8月8日放送)

TOKIO HOT 100 2021-08-08 放送回ランキング ランキング

本ページには広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト等)を含みます。

2021年8月8日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2021年8月8日放送回)。

この週の音楽シーン

2021年8月8日放送の「TOKIO HOT 100」で1位を飾ったのは、BTSの「PERMISSION TO DANCE」だった。この曲が発表されたのは、前作「Butter」が世界的な大ヒットを記録し、K-POPというジャンルの枠を超えてBTSがグローバルなポップスターとして完全に定着した時期にあたる。「PERMISSION TO DANCE」はダンスミュージック的な軽快さと、コロナ禍で外出や交流が制限される中でも「踊る許可なんて誰にも必要ない」というメッセージを重ね合わせた楽曲で、当時のリスナーの気分に寄り添う一曲として広く受け入れられた。手話を取り入れた振り付けが話題になったことも、この曲を象徴するトピックのひとつだろう。

2位には、millennium paradeとBelleによる「U」がランクイン。これは細田守監督によるアニメーション映画「竜とそばかすの姫」の主題曲であり、常田大希が手がけるmillennium paradeというプロジェクトが、映画音楽という文脈を通じて幅広い層に届いた瞬間でもあった。邦楽と洋楽が同じチャートの中で並び立つ「TOKIO HOT 100」らしい構成が、この週にもしっかりと表れている。

3位のBruno Mars、Anderson .Paak、Silk Sonicによる「Skate」は、この年結成されたSilk Sonicというユニットの存在感を示す曲だ。70年代ソウルやファンクへのリスペクトを込めたサウンドは、当時の音楽シーンにおいてノスタルジックでありながら新しい風を吹き込む存在として注目されていた。4位のSigala and Rita Oraの「You for Me」は、ダンスミュージックとポップスの融合というこの時期のヨーロッパのヒットチャートを象徴する路線であり、5位のCamila Cabello「Don’t Go Yet」ではラテン的なリズムを取り入れたソロアーティストとしての進化が感じられる。

6位のMaisie Peters、7位のCHVRCHES、8位のAlmost Mondayといったアーティストたちは、当時のオルタナティブ・ポップやシンセポップのシーンで注目されていた面々で、コロナ禍のなかでも新しい才能が着実にチャートに顔を出していたことがうかがえる。9位のさらさ「ネイルの島」は、邦楽シーンからのエントリーとして、当時のインディーズやSNS発の音楽の広がりを感じさせる存在だ。10位のThe Kid Laroi and Justin Bieberによる「Stay」は、この後さらに大きなヒットへと成長していく楽曲であり、若手アーティストと大御所の共演がポップシーンに新しい流れを生み出していた時期の空気を伝えている。

この週のTOP10を振り返ると、コロナ禍という制約の中でも音楽が持つ「解放」への欲求を反映した楽曲が多く並んでいたことが印象的だ。BTSの1位はその象徴であり、世界中のリスナーが求めていた「踊る自由」への共感が、チャートという形で可視化された瞬間だったと言えるだろう。

🎧 この曲を聴くなら[PR]

2021年8月8日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

次の週(2021年8月15日) »

スピーカーで鳴らすなら[PR]

あわせて読みたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました