TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2012年11月25日放送)

TOKIO HOT 100 2012-11-25 放送回ランキング ランキング

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2012年11月25日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2012年11月25日放送回)。

この週の音楽シーン

2012年11月25日放送の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、GREEN DAYの「STRAY HEART」だった。この年、GREEN DAYは「¡UNO!」「¡DOS!」「¡TRE!」という三部作を立て続けに発表するという、当時としても異例のスケールで話題を集めていたバンドだ。パンクロックの枠に収まらない多彩な楽曲群を短期間に投下し続けるそのエネルギーは、デビューから約20年を経てもなお衰えることを知らず、ロックリスナーのみならず幅広い層の耳を捉えていた。「STRAY HEART」もまた、疾走感とポップさを兼ね備えたナンバーとして、この週のTOP10の中でひときわ存在感を放っていたと言えるだろう。

2位にはONE DIRECTIONの「LIVE WHILE WE’RE YOUNG」がランクインしている。イギリス発のこのボーイズグループは、この年世界的なブレイクを果たしており、若い世代を中心にファンダムを急速に拡大させていた時期だった。青春の高揚感をそのまま音に閉じ込めたようなこの曲は、当時のポップシーンの空気を象徴する一曲だったのではないだろうか。

邦楽勢では3位に星野源の「知らない」、5位に東京スカパラダイスオーケストラの「太陽と心臓」、6位にandropの「END ROLL」がランクインしており、国内シーンの多様性がうかがえるラインナップとなっている。星野源はこの頃、ソロミュージシャンとしての活動に加え俳優としても存在感を増しつつあった時期であり、音楽と映像の両面から注目を集める稀有な存在になりつつあった。東京スカパラダイスオーケストラは、ボーカルを迎えた楽曲展開でジャンルを横断する活動を続けており、この曲もその路線を感じさせる一曲だ。

7位のMIYAVI VS TAKESHI HOSOMIという組み合わせも興味深い。ソロギタリストとして国際的にも活動の場を広げていたMIYAVIと、THE BACK HORNのボーカリストである細美武士のコラボレーションは、異なるフィールドで活躍するアーティスト同士が交わることで生まれる化学反応を感じさせるものだった。

洋楽勢に目を向ければ、4位にAEROSMITH、10位にTHE ROLLING STONESという、ロック史に名を刻む大御所バンドたちの新曲が並んでいるのも見逃せない。デビューから数十年を経てなお現役で新曲を送り出し続けるベテランたちの姿は、この週のチャートに独特の重みを与えていた。一方で8位のNE-YOはR&B/ソウルの洗練されたサウンドを、9位のTHE BAWDIESはガレージロック/リズム&ブルースの熱量を持ち込んでおり、ジャンルの振れ幅の大きさもこの時期の「TOKIO HOT 100」らしい特徴だったのではないかと思う。

ロックの新世代から往年の大御所、国内外のポップス、そして異色のコラボレーションまでが一堂に会したこの週のTOP10は、2012年後半という時代の音楽シーンの奥行きを今に伝える貴重な記録と言えるだろう。

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2012年11月25日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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