TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2013年6月23日放送)

TOKIO HOT 100 2013-06-23 放送回ランキング ランキング

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2013年6月23日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2013年6月23日放送回)。

この週の音楽シーン

2013年6月23日放送分の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、まず目を引くのは1位に輝いたDAFT PUNK feat. PHARRELL WILLIAMSの「GET LUCKY」です。フランス出身の覆面デュオが、渾身のアルバムから放ったこの1曲は、ファンクギタリストのナイル・ロジャースを迎えたことでも大きな話題を呼びました。打ち込み主体のエレクトロが席巻していた当時のダンスミュージック・シーンにおいて、あえて生演奏のグルーヴと歌心を前面に出したこの曲は、新鮮な驚きを持って迎えられたことが想像できます。ファレル・ウィリアムスの伸びやかなヴォーカルも印象的で、この年のポップシーンを象徴する存在として記憶している方も多いのではないでしょうか。

同じくファレルが客演で参加した10位の「BLURRED LINES」も見逃せません。ROBIN THICKEとT.I.を迎えたこの楽曲もまた、2013年の夏を彩るヒットとして数えられる存在です。1位と10位、双方にファレルの名があることからも、この時期の洋楽シーンにおける彼の存在感の大きさがうかがえるチャートといえるでしょう。

邦楽勢では、2位に土岐麻子の「トーキョー・ドライブ」がランクイン。都会的で洗練されたポップセンスを持つ彼女らしい一曲で、シティポップ的な感性を再評価する空気が音楽ファンの間で徐々に広がりつつあった時期の空気感とも重なります。また4位と6位には秦基博の楽曲が並び、シンガーソングライターとしての表現の幅広さを感じさせるランクインとなっています。7位にはパスピエ、9位には石崎ひゅーいと、当時新しい才能として注目を集めていたアーティストたちの名前も並び、邦楽シーンの多様さを物語っています。

洋楽に目を向けると、3位にはBEADY EYE。OASISのノエル・ギャラガーが脱退したのち、リアム・ギャラガーを中心に結成されたバンドとして、UKロックファンからの支持を集めていました。8位のICONA POP feat. CHARLI XCXの「I LOVE IT」も、エレクトロポップの新しい潮流を感じさせる一曲で、この頃のチャートには、フロアミュージックとロックの感触、そして日本の繊細なシンガーソングライターの世界観が並存していたことがわかります。

2013年という年は、EDMブームが世界的な広がりを見せる一方で、DAFT PUNKのようにディスコやファンクへの回帰を打ち出すアーティストも現れ、ダンスミュージックの振れ幅が大きく揺れ動いていた時期でもありました。「GET LUCKY」が1位に輝いたこの週のチャートは、そうした時代の転換点を象徴する一枚として、今振り返っても興味深いラインナップだったと言えるでしょう。邦楽・洋楽問わず、この週に鳴っていた音楽たちは、それぞれのアーティストのその後のキャリアを考えるうえでも、重要な足跡を残しているのではないでしょうか。

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2013年6月23日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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