TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2013年7月7日放送)

TOKIO HOT 100 2013-07-07 放送回ランキング ランキング

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2013年7月7日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2013年7月7日放送回)。

この週の音楽シーン

2013年7月7日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いていたのはきゃりーぱみゅぱみゅの「インベーダーインベーダー」だった。中田ヤスタカが手がけるサウンドプロダクションは、この頃すでに単なる国内向けポップスの枠を超え、海外のリスナーやメディアからも注目を集める存在になっていた。原宿発のカラフルなビジュアルイメージと、デジタルに研ぎ澄まされたビートが融合したこの曲は、当時の日本のポップカルチャーが世界に向けて発信していた「カワイイ」の一つの完成形とも言える仕上がりで、聴くたびに当時の熱量を思い出させてくれる。

この週のチャート全体を眺めると、非常に興味深い構図が浮かび上がってくる。2位にはDAFT PUNKの「GET LUCKY」、4位にはROBIN THICKEの「BLURRED LINES」がランクインしており、まさに2013年の夏を象徴する二大アンセムが同居していた。ファレル・ウィリアムスがどちらの曲にも関わっているという点も、当時の音楽シーンを語る上で外せないポイントだ。彼のファンクネスと軽やかなファルセットは、この年のグローバルポップスの空気そのものを作り上げていたと言っていい。きゃりーの1位曲がこの2曲と肩を並べていたという事実は、日本のポップスが世界のトレンドと同じ土俵で語られ始めていた時代の空気を物語っている。

邦楽勢に目を向けると、7位に秦基博の「言ノ葉」が入っているのも印象的だ。シンガーソングライターとしての骨太な表現力を持つ秦の楽曲が、海外の話題作と並んでランクインしていること自体、当時のリスナー層の幅広さを感じさせる。また5位にはNOTHING’S CARVED IN STONEの「ASSASSIN」がランクインしており、バンドサウンドの強度とロック的な熱量もこの週のチャートにしっかりと刻まれている。J-WAVEらしい選曲の多様性が発揮された週だったと言えるだろう。

洋楽側では、JACK JOHNSONの穏やかな「I GOT YOU」や、BOYの繊細な「LITTLE NUMBERS」、SHINEEの「BREAKING NEWS」、そしてBRITNEY SPEARSの「OOH LA LA」など、ジャンルも国籍も異なる楽曲がひしめき合っていた。K-POPが着実に存在感を強めていた時期でもあり、SHINEEのランクインはその流れを裏付けている。JUJUの「TAKE FIVE」がジャズの名曲をモチーフにしながら現代的なアレンジで聴かせていた点も、この週のバラエティ豊かなラインナップに彩りを添えていた。

あらためて振り返ると、この週のTOP10は「日本発のポップスが世界基準のヒット曲と並び立つ」という、後の時代につながる潮流の入り口を感じさせるものだった。きゃりーぱみゅぱみゅの1位という結果は象徴的であり、同時にDAFT PUNKやROBIN THICKEといった海外のビッグヒットが日本のラジオチャートでも確かな存在感を放っていたことも記憶に留めておきたい。2013年の夏という季節感とともに、多国籍でジャンル横断的なこの週のチャートは、当時のリスナーが求めていた音楽の広がりをそのまま映し出していたと言えるだろう。

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2013年7月7日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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