TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2018年4月22日放送)

TOKIO HOT 100 2018-04-22 放送回ランキング ランキング

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2018年4月22日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2018年4月22日放送回)。

この週の音楽シーン

2018年4月22日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いたのはOfficial髭男dismの「ノーダウト」だった。バンド名の表記を含めて独特の存在感を放っていたこのグループは、ピアノを軸にした疾走感あるバンドサウンドと、藤原聡のパワフルかつ伸びやかなボーカルを武器に、当時じわじわとリスナーの耳を掴みつつあった存在だ。「ノーダウト」というタイトルが示す通り、迷いなく前へ進もうとするエネルギーに満ちた楽曲で、ロックバンドでありながらポップスとしての開放感も併せ持つサウンドは、ラジオのオンエアを通して幅広い層に届いていたことがうかがえる。まさに「バンドサウンドの新しい形」を提示する存在として、この週のチャート最上位にふさわしい一曲だったと言えるだろう。

この週のTOP10を見渡すと、当時の音楽シーンの多様さが色濃く反映されている。2位には映画『グレイテスト・ショーマン』のサウンドトラックから「THIS IS ME」がランクイン。ミュージカル映画として日本でもロングランヒットを記録し、劇中歌が単体の楽曲としてチャートに定着するという現象を起こしていた時期であり、この曲もその象徴的な一曲だった。力強いメッセージ性を持つバラードは、映画館だけでなくラジオのヘビーローテーションを通じて広がりを見せていた。

3位のサカナクション「陽炎」は、バンドとしての実験精神とポップネスを両立させる山口一郎の作家性が色濃く出た楽曲で、エレクトロニックな質感とバンドサウンドの融合は、当時の邦楽シーンにおいて独自のポジションを築いていた。4位のDavid Guetta & Siaによる「Flames」、10位のCalvin Harris & Dua Lipaによる「One Kiss」は、この時期のダンスミュージック・シーンを象徴する存在であり、フェスやクラブカルチャーとラジオの接続点として重要な役割を果たしていた楽曲群だ。

また7位にはBTSの「Don’t Leave Me」がランクイン。K-POPグループとして日本デビュー曲を含む楽曲展開を進めていた時期であり、グローバルな人気が日本のラジオチャートにも反映されつつあった過渡期の空気を感じさせる。9位のあいみょん「満月の夜なら」は、シンガーソングライターとして独自の言葉選びと親しみやすいメロディーで注目を集めていた頃の楽曲であり、彼女がその後幅広い世代に支持されていく足がかりとなった時期の一曲と言える。

6位のロザリーナ「タラレバ流星群」、8位のユニコーン「Oh! My Radio」も、それぞれ異なる角度から邦楽ポップス・ロックの厚みを示していた。ユニコーンはベテランバンドとして長年のキャリアを持ちながらも新曲を発表し続け、ラジオという媒体そのものをテーマにした楽曲でリスナーに語りかけるようなアプローチを見せていた点も興味深い。

こうして振り返ると、この週のTOP10は、国内バンドシーンの新しい波、映画音楽のヒット現象、洋楽ダンスミュージックの存在感、K-POPの浸透、そしてシンガーソングライターの台頭という、当時の音楽シーンにおける複数の潮流が交差する貴重な瞬間を切り取っていたことがわかる。その頂点に立ったOfficial髭男dismの「ノーダウト」は、後にバンドが大きく飛躍していく前夜の熱量を感じさせる一曲として、今聴き返しても新鮮な輝きを放っている。

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2018年4月22日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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