TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2019年10月20日放送)

TOKIO HOT 100 2019-10-20 放送回ランキング ランキング

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2019年10月20日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2019年10月20日放送回)。

この週の音楽シーン

2019年10月20日放送の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、OFFICIAL髭男DISMの「イエスタデイ」だった。この年の髭男は「Pretender」の大ヒットを経て、名実ともに時代の音を象徴するバンドへと駆け上がっていた時期で、「イエスタデイ」もまた、藤原聡の伸びやかで表情豊かなボーカルと、バンドとしての演奏力の高さが存分に発揮された一曲。ピアノを基調にしたポップスの旨みと、Jポップ的なメロディの快楽性を両立させる作風は、この年のシーンにおいてひとつの完成形を示していたように思う。令和に改元されたばかりのこの年、音楽シーンは新しい時代の空気を探るような動きが随所に見られ、髭男の躍進はその象徴のひとつだったと言えるだろう。

2位にはあいみょんの「空の青さを知る人よ」がランクイン。同名アニメ映画の主題歌としても話題を集め、あいみょんならではの口語的な歌詞世界と伸びやかなボーカルが、幅広いリスナー層に届いていた時期だ。1位の髭男とあいみょんという組み合わせは、まさに2019年の邦楽シーンの顔とも言える並びで、この週のチャートを眺めるだけでも当時の熱量が伝わってくる。

洋楽勢も充実していた。3位のMaroon 5「Memories」は、ノスタルジックなメロディと普遍的なテーマで世界的にロングヒットしていた曲で、この時期のグローバルチャートでも息の長い存在感を放っていた。5位のPost Malone「Circles」も同様に、ジャンルを横断するようなサウンドで支持を広げていた一曲だ。6位のDan + Shay とJustin Bieberによる「10,000 Hours」は、カントリーとポップの融合として当時話題になったコラボレーションで、7位のTones and I「Dance Monkey」は、この後世界的な大ヒットへとつながっていく初期の勢いを感じさせる一曲だった。9位にはAriana Grande、Miley Cyrus、Lana Del Reyという豪華な顔ぶれによる「Don’t Call Me Angel」がランクイン。映画『チャーリーズ・エンジェル』とのタイアップも話題を呼んだ。

邦楽勢では、8位にスピッツの「ありがとさん」が入っているのも印象的だ。ベテランバンドが新曲でしっかりと存在感を示していたことがわかる並びで、世代を超えた支持の厚さがうかがえる。10位のBABYMETALによる「SHANTI SHANTI SHANTI」は、メタルとアイドルポップスを掛け合わせた独自の路線が国内外で評価されていた時期の一曲で、当時のBABYMETALはワールドツアーを重ねながら新たな音楽的挑戦を続けていた。4位のTENDRE「VARIETY」は、シティポップ的な感触とバンドサウンドの気持ちよさが同居する楽曲で、当時のJ-WAVEらしいセレクトとして印象に残る。

こうして並べてみると、この週のTOP10は邦楽ポップスの充実と、洋楽ヒットチャートの多様化が同時に進んでいた2019年秋の空気を鮮やかに映し出している。ジャンルも国籍も入り混じりながら、それぞれの個性がしっかりと輝いていた一週だったと言えるだろう。

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2019年10月20日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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