TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2026年1月4日放送)

TOKIO HOT 100 2026-01-04 放送回ランキング ランキング

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2026年1月4日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2026年1月4日放送回)。

この週の音楽シーン

2026年最初の週を飾ったJ-WAVE「TOKIO HOT 100」のトップ10を眺めると、新しい年の音楽シーンがどこへ向かおうとしているのか、その空気感が凝縮されているように感じられる。1位に輝いたのはHANAの「NON STOP」。グループ名が示す通り、韓国発の新世代ガールズグループとして国際的な注目を集めてきた存在であり、そのデビュー以降の勢いをそのまま体現するかのようなタイトルが1位の座に据えられたことは、聴き手にとっても象徴的な出来事だったはずだ。「NON STOP」というタイトル自体が、止まらない勢い、途切れないビート感を予感させ、年始という節目にふさわしい高揚感を放っている。Kポップのプロダクションが持つ緻密なサウンドメイクと、グローバル市場を意識したポップネスが融合した楽曲は、まさに2020年代後半のポップミュージックが目指す方向性のひとつを示していると言えるだろう。

この週のチャートで興味深いのは、1位のHANAだけでなく、Kポップ由来の楽曲が複数ランクインしている点だ。4位にはアニメーション映画発のプロジェクト「KPOP DEMON HUNTERS」関連の「GOLDEN」がランクイン。HUNTR/XやEJAE、AUDREY NUNA、REI AMIといったボーカリストたちが結集したこの楽曲は、映像作品とポップミュージックの境界がますます曖昧になっている近年の潮流を象徴している。アニメーションというフォーマットを通じてポップスターシップが生まれ、それが実際のチャートで存在感を放つという現象は、ストリーミング時代ならではの現象と言えるだろう。

一方で、2位にはナイジェリア出身のOBONGJAYARによる「GIVE ME MORE」、3位にはコロンビアのシャキーラが「ZOO」で登場するなど、アフリカ大陸やラテンアメリカにルーツを持つアーティストたちの存在感も際立つ。5位のロザリアとYAHRITZA Y SU ESENCIAによる「LA PERLA」もラテン色の強い一曲であり、スペイン語圏のポップミュージックが英語圏だけでなく日本のチャートにも自然と溶け込んでいる様子がうかがえる。これらの並びからは、ジャンルや言語の垣根を越えてリスナーが音楽を選び取る、ここ数年で決定的になったリスニング習慣の変化を読み取ることができる。

もちろん日本のアーティストたちも存在感を放っている。6位と9位にはBE:FIRSTが「夢中」と「街灯」でランクインし、日本発のボーイズグループが国内チャートで確かな支持を得ていることを示した。また8位にはVAUNDYの「呼び声」が入り、独自の音楽性で支持を広げてきたシンガーソングライターがこの週も存在感を発揮している。国内アーティストが海外のヒット曲と肩を並べる形でランクインしていること自体が、日本のリスナーの耳が国境を意識せずに音楽を楽しんでいることの証left。

7位のWATERBABY feat. TTOHによる「BECK N CALL」は、新しい世代のアーティストが持つ柔軟な音楽性を感じさせる一曲であり、10位にはテイラー・スウィフトの「OPALITE」がランクイン。ポップミュージック界の中心にい続ける存在が、常にチャートの一角を占めているという事実も、この週のリストが持つ安定感を支えている。全体として、この週のTOP10は特定の地域やジャンルに偏ることなく、Kポップ、アフロビーツ、ラテン、Jポップ、そして王道の欧米ポップスが共存する、まさに「ノンストップ」で世界中の音楽が行き交う時代の縮図だったと言えるだろう。年始という節目にこのようなグローバルかつ多様なラインナップが並んだことは、2026年という一年が音楽的にどれだけ豊かなものになるかを予感させる、心強い滑り出しだったのではないだろうか。

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2026年1月4日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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