Daisy Veacock “HIGHRISE”を読み解く ロンドン発ジャズポップの新鋭

夜の高層ビル群と窓明かり、都会のノスタルジーを想起させる抽象イメージ 楽曲

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ロンドンのカフェで流れていても、深夜のミニシアターのエンドロールに乗っていても、なぜか耳が止まる。Daisy VeacockのHIGHRISE🛒楽天は、そういう種類の曲だ。派手なフックで殴ってくるタイプではない。ジャズの語彙で組み立てられたコード進行の上に、ポップの体温をまとった歌声が乗る。TOKIO HOT 100のような都市型のチャートに、この英国発の新鋭がすっと入り込んできたのは、ある意味で必然だったのかもしれない。

本記事は非公式の音楽解説記事だ。番組や公式の発表を代弁するものではない。ただ、この曲がなぜ「都市の夜」と相性がいいのか、なぜ短い尺で残像を残すのか。そのあたりを、彼女のキャリアと作風から丁寧に掘り下げていく。歌詞そのものを引用することはしない。曲の骨格と手触りだけで、この一曲の輪郭を描いてみたい。

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この曲の要点

  • Daisy Veacockはロンドンを拠点に活動する英国の若手シンガーソングライター。ジャズとポップを行き来する作風で知られる。
  • 「HIGHRISE」は彼女のライブ・セットリストに定着している楽曲で、2026年春のロンドン公演でも披露されている。
  • 影響源としてLily Allen、Amy Winehouse、オールドスクールなジャズ・R&Bが挙げられている。
  • 2024年にはEP『a drunk thought from a night bus in November』を発表し、シーンでの評価を確立した。
  • 本記事の内容は公表情報に基づく非公式の解説であり、詳細な制作クレジット等は公式情報を参照のこと。

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「HIGHRISE」というタイトルが指すもの

タイトルは直訳すれば「高層」。ロンドンで「highrise」と口にすれば、真っ先に思い浮かぶのはテムズ川沿いに増えた高層マンション群か、あるいは戦後の公営住宅(council estate)だ。二つの意味は、階級的にも視覚的にもまったく違う。この二重性こそが、Daisyの曲に流れる緊張感の源泉になっている、と個人的には思っている。

彼女の作家性は、ロンドンの若い世代が日常的に感じている「都市の距離感」を描くことにある。窓の向こうの他人の生活、夜行バスの中で交錯する視線、家賃の話、恋人と喧嘩した帰り道。そういう題材を、ジャズの語彙で書く人は英国にも意外と少ない。抽象的な都市論ではなく、具体的な地名と一緒に街を歌える書き手。「HIGHRISE」というタイトルは、まさに彼女の得意な射程に収まっている。

単語自体の音の質感もいい。二音節で、上に伸びる母音のあとに硬い子音でパチンと閉じる。歌のフックとして噛みごたえがある。バラードにも、跳ねたリズムにも乗せられる万能な言葉で、彼女のようにフレーズをスウィングさせるタイプの歌い手にとっては、遊びしろが大きい素材だと思う。

興味深いのは、Daisyがこれまでの楽曲でも「cool, confused, clapham」のようにロンドンの地名や地区名をタイトルに直接埋め込んできたことだ。Claphamはロンドン南西部の若者が集まる地区で、テラスハウスとパブが並ぶ、いかにも「20代の壁にぶつかる街」の風景を持つ。地名を出す作家は、それだけで嘘がつきにくくなる。街の実在感が、楽曲全体の解像度を引き上げる仕掛けになっている。

Daisy Veacockという書き手 — Amy Winehouseの系譜のどこにいるか

Daisy Veacockの立ち位置を一言で言うなら「Amy Winehouse以降のロンドン女性ソングライティング」の新章にいる、と説明できる。Her breakout 2022 single ‘Pickle Juice’ made waves on TikTok, followed by 2023’s ‘Give It Up (Give Him A Call)’, which had fans asking, “Who’s George?!”という話題性は、2010年代のLily Allen、あるいはKate Nashが初期にやっていた「日常会話をそのまま歌に流し込む」流儀の現代版と言っていい。

公式の紹介文でも、Influenced by Lily Allen, Amy Winehouse, and old-school jazz, rhythm, and blues, her style is unique and undeniably ‘Daisy’.と明記されている。ここで注目したいのは、影響源が3層構造になっていることだ。ひとつは、Lily Allenが代表するUKポップの口語性。ひとつは、Amy Winehouseが体現したソウル/ジャズの発声。もうひとつは、その手前にある古いR&Bとジャズの語彙。「HIGHRISE」の空気感も、この3層の重なりから生まれている。

そう。彼女の歌は「うまいけれど、うますぎない」。この匙加減が絶妙だと思う。Amy Winehouseの直系的な模倣ではなく、Winehouseが背負った深いソウル的重圧を、意識的にオフしている。かわりに軽妙な語り口を選ぶ。金曜夜のパブで隣に座った友達が、恋愛の失敗をユーモアたっぷりに話しているような、そういう距離感。

ロンドンの音楽ジャーナリズムが彼女に注目する理由は、まさにここにある。Daisy Veacock is finding her groove in the London musicという評は、単に技術的な成熟を指しているわけではない。ジャズ・ポップという伝統ジャンルの中で、Z世代の視点をどう乗せるかという難題に、彼女なりの答えを出しつつあるということだ。「HIGHRISE」はその答えの一枚のピースになる曲だと私は聴いている。

サウンドの読みどころ ジャズとポップの境界線をどう縫うか

結論から言えば、「HIGHRISE」の魅力の中心はコードの選び方とヴォーカルの間の取り方にある。歌詞の内容以上に、フレーズとフレーズの隙間で何が起きているかを聴くとおもしろい。以下、音楽的な観察をいくつか。

まず、Daisyのヴォーカルはコード頭にぴったり乗せる歌い方をしない。半拍前、あるいは半拍後にわずかに揺らして入ってくる。これはジャズ・ヴォーカルの伝統技法で、譜面通りに歌うと途端に消える魔法だ。Amy Winehouseがやっていたのも、この「タイミングの遅らせ」だった。「HIGHRISE」でもこの手癖は健在で、A→Bメロの受け渡しの部分で、彼女の呼吸が僅かに前のめりになる瞬間がある。そこがいちばん人間くさい。

次にリズム。彼女の曲全般に言えることだが、ドラムは前に出過ぎない。キックとハイハットの音量バランスがヴィンテージR&B寄りに調整されており、キックの胴鳴りが柔らかい。マスタリング段階で低音を「削っている」というより、そもそもマイキングとミックスで前に出さない選択をしているように聴こえる。これによって、ヴォーカルとギターの中域が主役になる余地が生まれる。都市の深夜、ヘッドフォンで聴くのに最適化された音像だと思う。

そしてコード進行。ジャズ由来のm7→7→△7のような「テンションを含んだ流れ」を、ポップの構造の中に自然に落とし込む工夫が随所にある。特に印象的なのは、サビ的な箇所で敢えて完全に解決させない終わり方を選ぶこと。これがあるから、聴き終わったあとに「もう一回」という指がスマホに伸びる。ポップスとしてのフック機能を、ジャズ的な未解決コードが担う。この構造は、ここ数年で世界的に増えたジャズ・ポップ勢(Olivia Dean、Laufeyら)と共通する設計思想だ。

聴きどころ3点

  • ヴォーカルが小節頭から意図的にずれて入るタイミング感。ジャズ的な「間」がポップの尺に納まっている面白さ。
  • キックの前へ出ないミックス。中域のギターとヴォーカルが主役になる、深夜のヘッドフォン向けの音像設計。
  • サビ相当のフレーズが完全解決を回避する終わり方。曲の余韻が長く残る仕組み。

キャリアの流れ Pickle JuiceからHIGHRISEまで

Daisy Veacockの現在地を理解するには、直近3年ほどの流れを押さえておくといい。突然出てきたアーティストではなく、段階を踏んで層を厚くしてきた書き手だ。

スタート地点は2022年の「Pickle Juice」。Influenced by Lily Allen, Amy Winehouse, and old-school jazz, rhythm, and blues, her style is unique and undeniably ‘Daisy’. Her breakthrough single ‘Pickle Juice,’ made waves on TikTok in 2022, and the release of her single ‘Give It Up …とあるとおり、TikTokでの拡散が転機になった。SNS発でジャズ・ポップという文脈のアーティストが伸びるのは、Laufeyの世界的成功と並行する2020年代の一つの潮流だ。

次のマイルストーンは2023年の「Give It Up (Give Him A Call)」。曲中に出てくる「George」というキャラクター名が話題になり、リスナーが「Georgeって誰?」と探すようなミーム的関心を呼んだ。固有名詞を歌に埋め込む彼女の癖が、SNS時代のフック機能として作用した好例だ。

そして2024年、EP『a drunk thought from a night bus in November』を発表。Her 2024 EP, a drunk thought from a night bus in November, earned her the …という記述からも、この作品が業界的な評価につながったことがうかがえる。タイトルからしてすでに文学的で、11月の夜行バスの中で酔って考えたこと、というシチュエーションを丸ごとEPの枠に押し込んでいる。彼女の書き手としての姿勢が凝縮されたパッケージだと言っていい。

「HIGHRISE」は、こうした流れの延長線上にある。ライブのセットリストにも定着していて、Track Artist · SJQ · Apr 22, 2026 · London, ENG · float right back to you · highrise · big lonely house · the invisible man · cool, confused, clapham · when i used to spend the night · mean it Setlist data · setlist.fm.という2026年4月のロンドン公演の記録には、他の代表曲と並んで名前が確認できる。ライブで残る曲、というのは、一発ヒットとは違う種類の強度を持っている。

チャートの動きと「都市型リスニング」の相性

TOKIO HOT 100は東京の空気を掴む都市型チャートだ。ここに海外の新鋭ジャズ・ポップが入ってくる現象は、この数年で明らかに増えた。Laufey、Olivia Dean、そしてDaisy Veacock。共通するのは、深夜〜早朝の時間帯で聴くのに合う音像を持っていること。派手さではなく密度で選ばれるタイプの曲だ。

具体的なチャート順位や配信数値は公表情報の範囲でのみ扱うべきなので、本稿では触れない。ただ、リスナー体験の側から言えば、「HIGHRISE」は自宅の夜、通勤の朝、深夜のドライブといった「一人で耳を澄ませる時間」との相性がいい。フェスの大音量で全員を巻き込むタイプではなく、ヘッドフォンで一人ずつを掴む音楽。都市型チャートとの親和性は、そこにある。

また、海外SNSでの初期発火を経て日本のリスナー層に届くまでのタイムラグが、以前より確実に短くなっている。TikTokのfor youが国境を平気で跨ぐようになってから、UKの新人が数週間で東京の耳に届く。この構造変化が、Daisy Veacockのような書き手を後押ししている。彼女自身が国境を強く意識した音作りをしているようには聴こえないが、結果としてグローバルに刺さる音になっている、というのが正直な印象だ。

もうひとつ触れておきたいのが、彼女のシーンでの立ち位置。Discover more music and artists similar to daisy veacock, like Olivia Dean, Fleetwood Mac, Maisie Peters …という並びは示唆的だ。Olivia Deanは同世代のUKソウル・ポップの筆頭で、Fleetwood Macは1970年代の女性ソングライティングの伝説、Maisie Peters は現行UKポップの人気株。この3者に挟まれる位置は、Daisyのキャラクターをよく表している。伝統と現代の交差点にいる、という言い方ができる。

作風の核 「距離」を歌にする書き手

Daisyの曲全般を通じて感じるのは、「距離」を扱うのが上手いということだ。人と人の距離、街と自分の距離、過去の自分といまの自分の距離。「HIGHRISE」というタイトル自体が、上下方向の距離を含意している。高層階から見下ろす街、あるいは地上から見上げる誰かの窓。

これは彼女の他曲でも一貫している。“I wrote this about a crush I had on someone, and it feeling a little bit distasteful and not quite right.”というインタビュー引用が示すように、彼女は「感情の居心地の悪さ」を隠さない書き手だ。恋愛の甘い部分だけを切り取らず、少し歪んだ、しっくりこない感覚を丁寧にすくう。この誠実さがあるから、聴き手は入り込める。

同じインタビューで彼女は、女性同士の友情や、大人になりかけの時期の混乱についても語っている。‘The people we could be’ is a playful track about female friendship, the confusion of early adulthood and dreaming of better things.という説明は、彼女の作品世界の広さを示している。恋愛単発の書き手ではなく、20代の生活全般を書ける書き手だ、ということ。「HIGHRISE」もそのマップの一枚だと考えれば、この曲の位置づけが立体的に見えてくる。

個人的な聴取体験を書くと、私が最初にDaisyの曲をまとめて聴いたのは平日夜の帰宅路だった。地下鉄の窓に映る自分と、隣で寝落ちしている見知らぬ乗客と、ホームの照明。彼女の音は、そういう情景のBGMとして異様にハマる。都市の匿名性を敵にしない音楽、と言えばいいだろうか。孤独を癒すのではなく、孤独と並んで座ってくれる音、という感触に近い。

アレンジと編成 生音の質感を残す設計

プロダクション面で「HIGHRISE」のようなDaisyの曲を聴くと、EDM由来のシンセ・ステム、極端なサイドチェイン、派手なオートチューンといった「2020年代の当たり前」を意図的に避けているのがわかる。生の楽器の音を、生の音として鳴らす方向にプロダクションが振れている。

ギターは中域主体のクリーントーンが多い。エレキであっても歪みは最小限で、コード感を伝えることに徹する。ピアノやローズ系の鍵盤が入る場合も、鍵盤が歌の主張と喧嘩しない位置に置かれる。ベースは太くならず、ミッドローで歌を支える役に徹する。全体としてダイナミクスが広く、囁きから軽い張りまでの階調が保たれている。

この設計思想は、AbleyやFender Rhodesの音を積極的に使ったAmy Winehouse『Back to Black』以降のUKジャズ・ポップの伝統に連なる。過度な現代化を避け、1960s〜70sのソウル/ジャズの音響ヴォキャブラリーを再解釈する路線。同時に、Z世代のリスナーが違和感なく受け取れる程度には現代的なクリアネスも保っている。この匙加減が、彼女のスタッフの技術力を物語る。

細かい部分だが、リバーブの選び方も好みだ。プレート系のショートリバーブが薄く乗り、ホール系の大きな残響で誤魔化さない。歌の存在感がぼやけない。イントロの空気感を注意して聴くと、部屋の反響のような近接感があって、リスナーとの距離が最初から近い。この距離感が、彼女の楽曲全体の親密さの土台になっている。

UKジャズ・ポップの現在地とDaisyの意義

2020年代のUKシーンを俯瞰すると、ジャズを核に置いたポップ/ソウル系のアーティストが確実に増えた。Nubya Garcia、Ezra Collectiveといったジャズ側からの越境勢と、Olivia Deanのようなポップ側からのジャズ寄り勢が交わる場所。Daisy Veacockはこの交差点の、ポップ側のもっとも新しい書き手のひとりだ。

公式の紹介文にあるDaisy Veacock is carving out a space for herself in the bustling London music scene with a unique blend of pop and jazz that speaks to the heart of urban life.という一節は、そのままシーンにおける彼女の存在意義を要約している。「都市の生活に届く」ジャズ・ポップという設計。これは、コンサバなジャズ純度で勝負するのではなく、ポップの尺と口語性を武器に取ることで、より広いリスナー層に届けるという戦略でもある。

また、彼女の書く歌詞はHer incisive lyricism blends personal experiences with universal themes, capturing the essence of young life in London.と評されている。「個人的な経験を普遍的テーマと混ぜる」という手法は、実は書き手として最も難しい部分だ。私小説的になり過ぎれば普遍性を失うし、普遍的にしようとすると個性が消える。この綱渡りを、彼女は自分のロンドン体験を軸に置くことでバランスさせている。

「HIGHRISE」もまた、この綱渡りの上に立っている。ロンドンの高層という具体を出発点にしつつ、聴き手それぞれの街の上下方向を思い出させる。東京でこの曲を聴く人は、勝手に自分の街の高層階を思い浮かべる。そういう転用可能性を持った曲は、国境を跨ぐ強度がある。

ライブでの佇まい 曲がどう「立つ」か

ライブのセットリスト情報を見ると、「HIGHRISE」はライブの序盤〜中盤に置かれることが多い印象だ。Track Artist · SJQ · Apr 22, 2026 · London, ENG · float right back to you · highrise · big lonely house · the invisible man · cool, confused, clapham · when i used to spend the night · mean itという並びを見ると、オープナーの「float right back to you」の後、2曲目として「highrise」が入っている。会場を温めるというより、聴き手を彼女の音の世界に引き込む役割を担っているように見える。

ライブで映える曲というのは、必ずしも音源で目立つ曲ではない。逆に、音源では静かなのにライブでは化けるタイプの曲がある。Daisyの曲は総じて後者だ。バンド編成で演奏されると、ドラムのタッチや管楽器のインプロが加わり、音源より熱量が上がる。ジャズの伝統を継ぐ書き手であるがゆえの強みでもある。

まだ来日公演の話は聞かない。ただ、彼女の作風は日本のリスナーの好みと明らかに親和性が高い。かつてノラ・ジョーンズやコリーヌ・ベイリー・レイが日本で長く愛されたのと同じ土壌で、Daisy Veacockは受け入れられる素地がある。「HIGHRISE」がその橋渡しになる曲になるかもしれない、と個人的には期待している。

入門動線

「HIGHRISE」を気に入ったら、次の一曲は「cool, confused, clapham」がおすすめ。ロンドンの地区名を丸ごとタイトルにする書き手の癖が、いちばん端的に出た曲だ。関連の一枚としては、2024年EP『a drunk thought from a night bus in November』を通しで聴いてほしい。EPというより短編小説集に近い構成で、彼女の作家性を最短距離で理解できる。

まとめ この曲をどう受け取るか

「HIGHRISE」は、目立とうとしていない曲だ。だからこそ、ちゃんと目立つ。ジャズ・ポップという、ともすれば「上品な背景音楽」に収まってしまいがちなジャンルの中で、Daisy Veacockは口語的な生々しさと、音の質感の親密さを両立させている。「都市の距離」を書く書き手として、彼女は同世代のUKアーティストの中でも一線を画す。

TOKIO HOT 100のような都市型チャートで、この曲が耳に留まる理由は明確だ。派手さで勝負しない。密度で残す。深夜の東京の窓辺にすっと寄り添う音楽が、今、必要とされている。「HIGHRISE」はそのニーズにきちんと応える一曲だと思う。

公式のリリース詳細、制作クレジット、今後の展開については、公式サイトおよび配信サービス上の情報を確認してほしい。本記事は非公式の解説であり、番組との公式な提携関係を示すものではない。ただ、この曲がチャートに現れたことをきっかけに、Daisy Veacockという書き手を掘り下げるリスナーがひとりでも増えたなら、書いた甲斐がある。

まずこの作品から聴く

  • a drunk thought from a night bus in November — 彼女の作家性が凝縮された2024年EP
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  • Pickle Juice — TikTokで拡散した出世作
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  • Give It Up (Give Him A Call) — "Who’s George?"で話題になった一曲
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  • cool, confused, clapham — ロンドン地名を織り込む代表曲
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