TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2013年1月6日放送)

TOKIO HOT 100 2013-01-06 放送回ランキング ランキング

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2013年1月6日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2013年1月6日放送回)。

この週の音楽シーン

2013年が明けたばかりのこの週、TOKIO HOT 100のトップに立っていたのはMr.Childrenの「MARSHMALLOW DAY」だった。年始という時期柄、リスナーの心にすっと入り込むような穏やかで温かみのあるタイトルが印象的で、新年の空気にふさわしい形で1位を飾っていたことが記憶に残る。長年J-POPシーンの中心であり続けてきたバンドが、時代がどれだけ移り変わっても変わらぬ存在感でチャートの頂点に君臨していたことは、当時のリスナーにとって一種の安心感でもあっただろう。年の瀬から新年へと切り替わるタイミングで、こうした耳馴染みのいいメロディがリスナーの日常に寄り添っていたことが、この曲がトップに選ばれた大きな理由だったのではないかと思う。

この週のTOP10を眺めると、洋楽勢の充実ぶりも目を引く。BRUNO MARSの「YOUNG GIRLS」、そしてWILL.I.AMとBRITNEY SPEARSがタッグを組んだ「SCREAM AND SHOUT」など、2012年から2013年にかけてのポップミュージックシーンを象徴するような楽曲が並んでいる。特に「SCREAM AND SHOUT」は、EDMがポップスの主流に一気に流れ込んでいった時期を象徴する一曲であり、ダンスミュージックの要素がラジオのヘビーローテーションにも自然に組み込まれていた当時の空気感をよく伝えている。TAYLOR SWIFTの「WE ARE NEVER EVER GETTING BACK TOGETHER」も、カントリーからポップへとシフトしていく彼女のキャリアの転換点を感じさせる楽曲として、この時期のチャートに欠かせない存在だった。

邦楽勢では、いきものがかりの「風が吹いている」がUK仕様のレコーディングバージョンとしてランクインしているのも興味深い。当時、国内アーティストが海外レコーディングやミックスを取り入れることで、サウンドの質感をグローバルスタンダードに近づけようとする動きが目立っていた時期でもあり、この曲もそうした試みのひとつとして受け止められていた。また木村カエラの「WONDER VOLT」や秦基博の「初恋」といった楽曲も並び、邦楽シーンの多様性がしっかりと保たれていたことがうかがえる。

洋楽ポップスの分野では、CARLY RAE JEPSENの「CALL ME MAYBE」がロングヒットを続けていたことも見逃せない。前年に世界的な大ヒットとなったこの曲が、年をまたいでもなおチャート上位に残り続けていたことは、当時のポップミュージックがいかに国境を越えて浸透していたかを物語っている。またPITBULLとCHRISTINA AGUILERAの「FEEL THIS MOMENT」も、EDM色の強いクラブサウンドがラジオのメインストリームに定着しつつあった時代を象徴する一曲だ。

この週のTOP10全体を振り返ると、邦楽のバラード・ポップスと洋楽のダンスミュージックが自然な形で共存していたことがよくわかる。Mr.Childrenという不変の存在を頂点に据えつつ、その周囲には時代の最先端を行く洋楽ヒット曲がひしめき合っていた。2013年という年の幕開けにふさわしい、多様性に富んだラインナップだったと言えるだろう。

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2013年1月6日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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