TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2022年3月27日放送)

TOKIO HOT 100 2022-03-27 放送回ランキング ランキング

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2022年3月27日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2022年3月27日放送回)。

この週の音楽シーン

2022年3月27日放送回のTOKIO HOT 100で1位に輝いたのは、カミラ・カベロがエド・シーランを迎えた「BAM BAM」だった。キューバ系アメリカ人としてのルーツを大切にしてきたカミラらしく、ラテンのリズムを下敷きにしながらも、エド・シーランという英国のシンガーソングライターを迎えることで、失恋の痛みをどこか軽やかに、そして普遍的な言葉で描き出しているのがこの曲の魅力だ。ふたりの声質の違い――カミラの伸びやかで感情的な歌声と、エドの語りかけるような柔らかな歌唱――が絶妙に絡み合い、恋愛の終わりを引きずるのではなく、次に進むためのポップソングとして仕上がっている。2022年という年は、パンデミックによる行動制限が少しずつ緩和され始め、人々が再び「外に出て踊る」感覚を取り戻しつつあった時期でもあり、そうした空気とこの曲の開放的なサウンドが重なって聴こえたリスナーも多かったのではないだろうか。 2位にはカイゴがDNCEを迎えた「DANCING FEET」がランクイン。トロピカルハウスの旗手として知られるカイゴらしい、太陽の光を感じさせるトラックに、ジョー・ジョナス率いるDNCEのポップなボーカルが乗り、こちらも「踊ること」への渇望を素直に表現した一曲だった。3位のYAFFLE feat. SATICAは、日本のトラックメイカーであるYAFFLEが持つ緻密で透明感のあるサウンドプロダクションが際立ち、国内外のポップスの潮流を横断するような存在感を放っている。 4位のミーガン・ジー・スタリオンとデュア・リパによる「SWEETEST PIE」は、ヒップホップとダンスポップの境界を軽々と越える一曲で、両者の強気で自信に満ちたパフォーマンスが印象的だ。国内勢では5位にVAUNDYの「恋風邪にのせて」、6位に藤井風の「まつり」がランクインしており、この時期の邦楽シーンが独自のポップセンスで海外の潮流と並び立つ勢いを見せていたことがうかがえる。VAUNDYの言葉選びの瑞々しさ、藤井風の岡山弁を交えた歌詞世界と鍵盤の巧みさは、それぞれ異なる角度から「日本語ポップスの現在」を体現していた。 7位のJUJU「守ってあげたい」は、力強くも包容力のある歌声でバラードの説得力を示し、8位の竹内アンナ「手のひら重ねれば」は柔らかなR&B感覚が光る。9位のSUPERORGANISM feat. CHAI and PI JA MAは、日本と海外のアーティストが国境を越えて共作する面白さを体現した一曲であり、10位のUA「微熱」は、90年代から独自の表現を貫いてきたアーティストの歌声が、時代を超えて改めて聴き手の心に届いたことを示している。この週のTOP10全体を眺めると、洋楽・邦楽、ジャンルやキャリアの長短を問わず、多様な音楽が並列に並ぶTOKIO HOT 100らしい風景が広がっていたと言えるだろう。

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2022年3月27日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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